タンポポ観察会(終了しました)
苫小牧の緑地帯に生えている在来種タンポポと外来種タンポポの生育環境や、見分け方について一緒に観察しましょう。また、調査方法なども一緒に体験します。
※いずれの日も、集合場所まで、10時30分までに直接おこしください。
持ち物:保険料50円、飲み物(帽子を着用し、外歩きの用の服装・靴でご参加ください)
お申込:苫小牧市美術博物館(0144-35-2550)まで、お電話 または こちらからお申込ください。
日 時 | 場所 | 集合場所 |
5月15日(日) 10時30分~11時30分 |
金太郎の池 (苫小牧市清水町3丁目1) |
金太郎の池駐車場 |
5月18日(水) 10時30分~11時30分 |
拓勇公園 (苫小牧市拓勇西町5丁目1) |
南東駐車場 (一番大きい駐車場です) |
5月22日(日) 10時30分~11時30分 |
出光カルチャーパーク (旧:市民文化公園) (苫小牧市末広町3丁目9) |
美術博物館《あみゅー》 1Fロビー |
タンポポ調査座談会~身近な花からさぐる、しずかなバトル~(終了しました)
春先、道を歩くと、「あっ、こんなところにタンポポ!」よく見ると、いろいろな種類があることに気づきます。そのような、身近な植物「タンポポ」の謎や、外来種との関係について、他の地域の事例もふくめ、ゲストの方たちのお話を交え、参加者の皆さんと一緒に、分かったこと、疑問点などを共有し、交流を深めます。(この事業は、科研費の後援で実施しています。)


実施日 2015年 5月23日(土)13時~15時
ゲスト 西田佐知子(名古屋大学博物館 准教授)ほか
定員 50人(申込順)
申込 5/8(金)~5/23(土)午前まで、お電話・窓口・下段の申込フォームにて。
お申込は、こちらをクリックしてください。
↓下記は、2014年度の調査の内容・結果です。
2014年度の調査結果は、こちらをクリックしてご覧ください(google mapが開きます)
2014年度タンポポ調査報告会
(報告会は終了しました)5月~6月に実施しました、市民参加型調査「みんなで調べよう~タンポポ調査 2014~」の、結果や調査の様子などを報告します。調査をしながら気づいたこと、不思議におもったこと、 感動などを、一緒に共有しませんか?(共 催:苫小牧市博物館友の会)
日 時 :平成26年10月5日(日)10時30分~12時
場 所 :苫小牧市美術博物館 1階 研修室B
定 員 :80名(当日、直接会場へ)
参加費:なし(ただし、常設展・開催中の企画展観覧には観覧料が必要)
お問合せは、0144-35-2550(美術博物館)まで。
なぜタンポポを調べるの?
タンポポは、私たちにとってとても身近な春の植物です。よく観ると、外国から来た外来種の「セイヨウタンポポ」、もともと北海道に生えていた(在来種の)タンポポが生えていることが分かります。
今、私たちの身の回りでよく見られるのは、外来種のセイヨウタンポポです。
以前「在来種のタンポポは、外来種のタンポポに負けて、消えてしまった」といわれていましたが、最近、観察をしていると、市内のあちこちで在来種のタンポポが生えていることが分かりました。
しかし「エゾタンポポが種をつくるとき、セイヨウタンポポがじゃまをすることがある」という調査結果も、最近明らかになっています。タンポポたちは、これからどうなっていくのでしょう?
今年は、みなさまと一緒に「苫小牧に、どれだけ在来種のタンポポがいるのか」調べたいと思います。そして数年後、また調べたとき「タンポポの生育状況が、どのように移り変わっていたのか」くらべてみると「外来種と在来種の競争」を知る手がかりになるかもしれません。今年は、みなさまと一緒に、「楽しみながら、身近な植物を観察する」ということを、目的にしたいと思います。
子どもから、大人まで、どなたでも参加できる調査です。いつでも、だれでもはじめられます。
お申込は特にいりません。いっしょに始めてみませんか?
4月29日(月・祝)の、解説会の資料(カラー版)と調査シートは、こちらからも印刷できます。
・調査シート(199.85 KB)
・資料(カラーです)(738.37 KB)
さあ、調べてみよう!
調査期間
5月20日(火)~6月15日(日)調査は終了しました。
今年のタンポポの開花が早いため、調査フォームの受付を14日から開始しました。たくさんのご連絡おまちしています。調査結果の送付先は、下記にも書いてあります。
調査方法
ステップ1
苫小牧市内の、いろいろな場所で、在来種のタンポポ(エゾタンポポ または シコタンタンポポ)を探してください。(1つの町内または広い地域で「在来種は無かった」または「タンポポ自体生えていなかった」・・・という情報もあればうれしいです。)
ステップ2
在来種のタンポポを見つけたら、調査シート(または、美術博物館ホームページの報告フォーム)に
①いつ(○月○日)
②どこで(住所、または目印になる建物・公園、書ける方は、だいたいの地図)
③みつけたもの (シコタンタンポポ または エゾタンポポ)
を、記録してください。
ステップ3
次に、中心のエゾタンポポ(または、シコタンタンポポ)を決めて、そこから、半径2mの中の
①在来種 (エゾタンポポ または シコタンタンポポ)
②外来種 (セイヨウタンポポ)
③雑種
の、それぞれの、株(かぶ)の数を書いてください。(花が咲いていない株は数えなくて大丈夫です)
(※株…一つの根でつながった「かたまり」です。花をいくつつけていても、一つの根でつながっていたら「一かぶ」と数えます)
記録が終わったら・・・
(1)美術博物館へ直接持参、またはFAXで送信してください
(このホームページのフォームからも、データ提供が可能です)
(2)画像がある方は、可能でしたら下記のメールに送信してください
(送信先のメールアドレスは、最後に書いてあります。)
苫小牧のタンポポ
苫小牧には、この3種類のタンポポが生えています。
(細かく分けると、セイヨウタンポポ(外来種)は、もっと細かく分けられますが、今回は「セイヨウタンポポ」
にまとめます)
外側の「がく」が、「たこの足」のように下を向くのが特徴です。
セイヨウタンポポ
空き地など、明るいところなら、 わりとどこでも生えています。開花時期は、3月~11月頭です。
セイヨウタンポポ(撮影地 苫小牧市末広町)
外側の「がく」が、上を向くのが特徴です。
エゾタンンポポ
明るい森の中、公園などに生えています。セイヨウタンポポに似た大きさです。葉の切れ込みは、ゆるいです。
花のさく時期は、5月中旬~6月中旬です。
(撮影地 金太郎の池)
シコタンタンポポ
海岸沿いなどに生えます(たまに空き地)。花の大きさは5㎝以上で、葉の切れ込みはとても深いです。
花のさく時期は、5月頭~6月中旬です。
(撮影地 苫小牧市内海岸)
注意!
エゾタンポポとシコタンタンポポの形は、とても似ているので、まちがえやすいです。
花の大きさ(直径)が、5㎝以上なら、シコタンタンポポなので、目安にしてください。
在来種と在来種が「雑種」を作ることもあります。外側のがく(総ほう片)が、いろいろな向きを向いています。
※在来種、外来種との分類の区分けは難しいですが、1つの株の花がひとつでも、外側の総苞片が、水平に近くなっていたら、「雑種」とします。(「みなし」の分類です)
解説会(解説会は修了しました)
2014年 4月29日(火・祝) 10時30分~11時30分
※申込不要、直接美術博物館へ、お越しください。解説会は終了しました。たくさんのご参加ありがとうございます。
※解説会に来られなかった方も、調査にご参加できます。下の「調査方法」をご覧ください。
調査結果の送信先、お問合わせなどは、こちらです
苫小牧市美術博物館(担当:小玉)
電話 0144(35)2550
FAX 0144(34)0408
E-mail hakubutukan@city.tomakomai.hokkaido.jp