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秦皇島市友好サポーター通信 2012年6月号 ~沙歓さん~
2012年6月号 ~沙歓さん~ 写真
 苫小牧の皆様、お久しぶりです。暑い夏が来ましたね。お元気ですか。友好サポーターの沙歓です。 今期は秦皇島北戴河区の鳩の巣公園と聯峰山公園を紹介させていただきます。

北戴河・鳩の巣公園

 鳩の巣公園は北戴河区中心地東部にある有名な観光スポットです。多くの巨大な石が海に伸びている姿は翼を広げて飛ぼうとする鷹とよく似ていることから、人々に鷹角石と呼ばれています。かつては、たくさんの鳩が石の割れ目の中に棲みついていたことから、鳩の巣公園と呼ばれます。鷹角石は日の出を見るのに最もよい所で、バードウォッチングの聖地でもあります。

北戴河・鳩の巣公園 北戴河・鳩の巣公園

公園の北側は有名な鳩の巣大潮地で、一日一回の満潮と干潮がここの、千百年来不変の風景となっています。また、貝類、魚、えび、蟹などの海洋生物がきわめて豊富で、国家保護の湿地でもあることから、鳥類にとっても良い餌場となっています。

北戴河・鳩の巣公園 北戴河・鳩の巣公園

この公園のもう一つの見所は、毛沢東の海をじっと眺める像です。
毛沢東は1954年に、この公園で『浪淘沙・北戴河』という有名な詩を詠みました。この詩のおかげで、北戴河さらに人々に知られ観光名所となりました。

毛沢東の塑像 
*毛沢東の塑像               

毛沢東が作った『浪淘沙・北戴河』
*毛沢東が作った『浪淘沙・北戴河』

北戴河・聯峰山公園

 北戴河聯峰山公園は、またの名を蓮蓬山公園とも呼ばれ、北戴河海浜観光区の小さな森林公園です。公園の敷地は109万平方メートルで、松に覆われた三つの峰があります。標高153メートルの東峰が最も高く、山頂には望海亭が建てられました。また、公園には避雨石、瓮石、蓮花石、月亮石、獅子石、福地石、試剣石などの神秘的な石がたくさんあり、観音寺、三眼井、百福苑などの見所があります。 まずは、百福苑について紹介します。文字通り「百福」とは、たくさんの福を意味します。中国では古くから「百福図」というのがあり、「福」という漢字を100種類の字体で書いた掛け軸などを家に飾っておくと、特別な福がもたらされると信じられています。百福苑には「福」が石に刻んであります。ここへ来ると、ラッキーことがありそうです!では、私が見つけた「福」を見せましょう。

北戴河・聯峰山公園 北戴河・聯峰山公園
北戴河・聯峰山公園 北戴河・聯峰山公園
百福苑へ来たら、あなたも捜してみてください。


「百福苑」からもう少し南へ行くと、三国志で有名な曹操の『観滄海』という詩が刻まれているところに出ます。そこで「滄海」を眺めるのもとても情趣があります。 これは、曹操が中国の北の烏桓へ征戦に行く途中で、この周辺に宿泊した際、空から白い光が地上に落ちてくるのを見て、兵士達に捜索をさせたところ、とても古い剣を発見したそうです。その剣には、字が書かれており、それを見た策士は「今度の戦いは勝ちますよ」と曹操に報告し、曹操はその剣で、試しに石を切ってみると、見事に石が真っ二つに切れてしまったそうです。その後、戦争は予想通りに完勝し、帰りにこの有名な『観滄海』の詩を詠んだことから、これを記念し、詩を石に刻み、二つに割れた「試剣石」を作りました。

曹操の『観滄海』 
*曹操の『観滄海』            

剣を試した「試剣石」
*剣を試した「試剣石」

聯峰山公園は、新中国の中央政府のリーダーたちにも好まれていたところだそうで、毛沢東、周恩来、林彪などの別荘も公園の中に建てられました。高い塀で囲まれているけれども、写真を撮ることはできます。もし、秦皇島へいらした際には、ぜひご覧になってください。
沙歓
2012年6月

※毎月20日に更新予定です。

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総合政策部未来創造戦略室
電話:0144-32-6229、0144-32-6157,0144-32-6062
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