私たちの生活とは切っても切れない「水」。
その水と私たちを含めた生命との関係を、郷土の自然から探るシリーズ「水と生命」展。今回は「川と生き物のつながり」をテーマに、苫小牧の川や川にすむ生き物を、標本や模型、写真、絵画などで紹介します。
○巨大な地形図で川の姿を知ろう!
苫小牧市全域に加え、支笏湖や厚真川までの範囲を含んだ、幅約3m、縦約1.5mの巨大な地形図を展示します。川がどこを通っているのか?川の流れる周りの地形はどうなっているのか?
地形図を通して苫小牧の川の姿をお伝えします。
○川の生き物大集合!
苫小牧の川やその周辺にすむ動植物の標本や模型を一堂に展示して、川と生き物のつながりを表現します。
川の魚を食べるオジロワシ、今では見られなくなったシマフクロウ、川で産卵するサケなど大きな生き物から、水生昆虫やミズダニなど虫眼鏡や顕微鏡で見ないと分からない小さな生き物まで展示します。
○川を描いた作家の作品を展示!
苫小牧の川の自然をモチーフとした、郷土の作家の絵画や版画を展示します。
川の生き物や美々川の原風景などを描いた作品は、川の自然が持つ魅力を今に伝えています。
※展示内容・関連イベントの開催については、新型コロナウイルスの拡散状況により変更となる場合がございますので、ご了承ください。
実施概要
開催期間 2020年5月12日(火)- 6月21日(日) ※会期を変更しました。休館日 月曜日
※4月20日~5月11日まで臨時休館いたします。
開館時間 9:30-17:00(入館は16:30まで)
観覧料 一般300(240)円、高大生200(140)円、中学生以下無料
※( )内は10名以上の団体料金
※観覧料の免除規定についてはお問い合わせください。
※企画展観覧料で常設展示・収蔵品展・中庭展示も併せてご覧いただけます。
※年間観覧券でもご覧いただけます。
主 催 苫小牧市美術博物館
協 力 サケのふるさと千歳水族館、札幌市博物館活動センター、
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター苫小牧研究林、北海道博物館、
CISEネットワーク
後 援 苫小牧信用金庫、北海道新聞苫小牧支社、株式会社苫小牧民報社、株式会社三星
《展覧会チラシ》 画像をクリックすると、チラシのPDFが開きます。
(1.62 MB) (1.07 MB)
関連イベント
*担当学芸員による展示解説
日時:
各回とも10:00~(約40分)
申込:直接会場へ ※当日有効の観覧券が必要
実施方法についてはこちらをご覧ください。
*川と湿地の❝つながり❞を歩こう
→延期します。詳細は決まり次第HP、広報等でお知らせいたします。
ウトナイ湖からトキサタマップ湿原までの勇払川沿いを、動植物などを観察しながら歩きます。※堤防を3キロほど歩きます
日時:5月30日(土)9:00~11:30
講師:村井雅之氏(ゆうふつ原野自然情報センター主宰)、当館学芸員
集合・解散場所:道の駅ウトナイ湖 展望台入り口前
対象:小学3年生以上 約15名 ※小学3年生は保護者同伴(先着順)
参加料:無料
持ち物:長袖、長ズボン、長靴
申込:5月1日(金)から電話受付
同時開催
収蔵品展「イクパスイー祈り捧げるもの―」
会期:2020年5月12日(火)~6月21日(日)
場所:第3展示室
中庭展示 vol.14 艾沢詳子「Weathering―風化—」
会期:2020年5月12日(火)~9月13日(日)
場所:中庭展示スペース