2020年度の展覧会の予定です。
※展覧会名、内容およびスケジュールは予告なく変更することがございます。ご了承下さい。
※年間スケジュールのPDFはこちら(625.39 KB)からダウンロードできます。
特別展
「生誕100年/ロボットと芸術~越境するヒューマノイド」
2020年7月18日(土)-9月13日(日)「ロボット」という言葉の誕生100年を記念して開催する本展では、ロボットが日常生活に浸透しつつある現代の視座から、科学と芸術という垣根を超えた領域横断的な芸術作品および資料を紹介し、人間の探求心や夢、そして欲望など、時代の精神が色濃く投影されたヒト型のロボット「ヒューマノイド」について改めて考察します。
企画展
「水と生命~川と生き物のつながり~」
2020年4月29 日(水・祝)-6月21日(日)→開催を5月12日(火)からに変更します。
「おいしい水の街」・苫小牧。水は私たちを含む多くの生き物を育んでいます。本展では「川」にスポットを当て、川の知られざる姿やそこに息づく生き物のつながりを生物標本や写真、絵画等で紹介します。
「紙とアートⅠ 吉田傑 ダンボールといきもの」
2020年10月10日(土)-12月13日(日)ダンボールを素材に主として等身大の動物を制作する造形作家・吉田傑(1987~)は、神田日勝記念美術館主催の企画展(2019)への出品を果たすなど、活動の幅を広げています。「紙のまち苫小牧」ならではの企画となる本展では、当館所蔵のはく製のコラボレーションなど、趣向を凝らした展示を行います。
「八王子千人同心と蝦夷地」
2020年10月10日(土)―12月13日(日)寛政12(1800)年に江戸幕府の命を受けて蝦夷地の警衛、開拓のために勇払と白糠に向かい、移住を試みた八王子千人同心をテーマにした展示。
江戸後期から幕末にかけての八王子千人同心の蝦夷地での実績を、地域と時代を横断して紹介します。
「総天然色!考古資料のあざやかな世界」
2021年1月9日(土)~3月7日(日)遺跡から出土する資料の中には色鮮やかなものが数多くみられます。
それらは道具の機能とはまた異なるモノづくりの考え方の一端を表しています。本展ではこれまであまり着目されていない考古資料の色に焦点をあて、その鮮やかな色彩を考古学、自然史のみならず美術的な側面からも観る機会とします。
収蔵品展
「イクパスイ-祈り捧げるもの-」
2020年4月29日(土)~6月21日(日)→開催を5月12日(火)からに変更します。
イクパスイはアイヌの儀礼の際にアイヌの言葉を神(カムイ)へ取り次ぐ重要な役割をもった道具です。それらには刀剣を模したもの、幾何学文様などアイヌの彫刻技術の精巧さを見ることができます。本展では当館が所蔵する300点を超えるイクパスイから選りすぐりのものを紹介します。
「色と絵」
2020年1月9日(土)~3月7日(日)当館の所蔵作家のなかから、色使いの特徴的な画家たちの絵画作品に焦点を当て、色ごとに分けて紹介します。
中庭展示
「Vol. 14 艾沢詳子 Weathering-風化-」
2020年4月29日(水・祝)―9月13日(日)→開催を5月12日(火)からに変更します。
紙とロウを主要な素材とする小型のオブジェを制作のうえ、それらを無数に配置する作風をみせる艾沢詳子(1949~ )。本展では、風雨にさらされた中庭空間において変容をとげる作品とあわせて、光の演出効果を交えたインスタレーションも回廊にて紹介します。
「Vol.15 磯崎道佳」
2020年10月10日(土)-12月13日(日)多彩な表現形態や素材により、誰もが持つ好奇心を引き出し、新しい視点を発見する場を創造する磯崎道佳(1968~ )。本展では、モップや羽ぼうきなど掃除用品を再構成した作品シリーズから、竹ぼうきの竹を素材に巨大な人形のホウキを設置します。