開催場所 苫小牧市役所8階 81会議室
出席者 東会長、福井副会長、高野委員、江川委員、 阿部委員、岡委員、佐々木委員、長岡委員、事務局職員
会議次第
1 開会2 委嘱状交付式
3 会議
(1) 住民投票制度に係る個別論点の検討について
(2) その他
4 閉会
会議資料
- 次第(48.52 KB)
- 第11 住民投票期日、選挙との同日実施、住民投票に要する費用(194.38 KB)
- 第12 情報提供(126.15 KB)
- 第13 住民投票の実施機関、投票及び開票に関する事務等(136.72 KB)
- 第14 住民投票運動(143.16 KB)
- 第15 再請求の制限期間(124.62 KB)
- 第16 不服申立て、異議の申出(135.87 KB)
- 苫小牧市住民投票条例市民検討懇話会委員名簿(平成24年12月19日現在)(48.18 KB)
会議録
- 苫小牧市住民投票条例市民検討懇話会(第3回)会議録(323.27 KB)
開催概要
(委員の交代について)
伊部委員から委員辞職の申出があり、苫小牧青年会議所から推薦のあった阿部和法氏に委嘱状が交付されました。
(1) 住民投票制度に係る個別論点の検討について
第9 設問及び選択肢の設定
住民投票の請求権者の意思が、設問によりゆがめられてはならないことについて確認しました。また、住民投票の発議権者である市長は、住民投票の設問を具体的に設定するまでの過程において、請求権者の請求の趣旨について十分に確認を行い、住民投票の期日を告示するときまでに設問を設定すべきであることについて確認しました。設問については簡潔、明瞭であり、選択肢の形式については、原則、二者択一によることとしました。
第10 成立要件
住民投票を実施した場合において、成立要件を設ける考え方と成立要件を設けない考え方について、それぞれ議論が行われました。成立要件を設けない場合については、必ず開票及び結果の公表が行われ、尊重義務が発生するという前提で、議論がなされました。
成立要件を設けた場合については、その要件として投票資格者の2分の1程度とすることが考えられるものの、不成立の場合においても開票し、結果を公表すべきとする意見が多数でした。しかし、成立や不成立の意味するものが、「開票の要否」であるのか、「結果の公表の要否」であるのか、また、「尊重義務の発生の有無」であるのかについては、統一的な方向性を示すには至りませんでした。
成立要件の設定の要否については、現時点において両論併記という方向性となりました。
第11 住民投票期日、選挙との同日実施、住民投票に要する費用
住民投票期日について、住民投票を実施する旨の通知があった日から一定期間の範囲内(30日~90日)において実施するという考え方に異論はありませんでした。住民投票に要する費用は重要ではあるものの、住民投票と選挙とが相互に影響を及ぼすことについては避けるべきとの共通認識に至りました。そのため、選挙との同日実施を義務付けする制度とはしないこととしました。
また、住民投票は期待される効果をもたらす時期に実施されることが望ましく、住民投票と選挙とが相互に影響を及ぼすことについては避けるべきとの認識から、結果としての同日実施を許容するのかについては、これを避けることが望ましいとの方向性を得ました。
住民投票に要する費用については制度設計によるものの、情報提供、投票啓発、投開票所設営経費など、市長選挙と相当程度の費用が見込まれることを確認しました。
個別論点「第12 情報提供」から「第16 不服申立て、異議の申出」については、次回以後に検討することとしました。
(2) その他
次回は、1月22日(火)に開催する方向で調整することとしました。※ 開催概要は速報であり、後で修正する場合があります(文責:市民自治推進課)。