タマサイは母から娘にと伝えられるアイヌの女性の宝物(イコロ)でもありました。当館は100点を超えるタマサイを所蔵し、質量ともに国内有数のコレクションとして知られています。昨年11月にネーピア市で開催された姉妹都市交流展においても一部を展示公開し、大変好評を博しました。
本展ではこれらのコレクションの中から約70点を紹介します。
この機会にぜひご覧下さい。
記念講演会「苫小牧市内出土のガラス玉とシトキ・タマサイ」
苫小牧市内の遺跡から出土したガラス玉の変遷をたどり、続縄文文化期のガラス玉からアイヌ民具のシトキ・タマサイへの変化のほか、ガラス玉の種類や制作方法と模様の付け方などについてご講演いただきます。■とき 2016 年3月5日(土)13:30~15:00 ※終了しました
※14:30-15:00は希望者の方を対象に、展示室内にて解説会を行ないます
■講師 越田 賢一郎氏(札幌国際大学 教授)
■会場 苫小牧市美術博物館 1階 研修室
■参加料 無料
※ただし、解説会参加希望の高校生以上は当日有効の観覧券が必要となります
参加ご希望の方は電話にてお申し込ください(0144-35-2550)