「中庭展示 ― Court Installation」は、当館の中庭スペースを活用したインスタレーションを紹介するシリーズ企画です。
第22回目となる今回は、自然や生命の循環、縄文遺物などから着想を得た作品を手がける森迫暁夫の新作をご覧いただきます。太古の記憶を彷彿とさせる「ヤグラ」を基軸とした本作は、使われなくなった日用品や海岸に辿り着いた漂着物によって構成されます。中庭の回廊を彩る土偶を想起させる立体作品とあいまって、会場は祝祭的なエネルギーに満たされることでしょう。作者に見出されたオブジェないし森迫の言葉を借りるならば現代社会において「ゴミ」として位置づけられる不用品が、作家の想像力によって新たな命を宿すとき、私たちは各々に潜在する根源的な「縄文の視点」に気づかされるかもしれません。森迫の独創的な作品世界を、この機会にぜひお楽しみください。
開催概要
会 期:2026年4月18日(土)〜11月23日(月)
休館日:月曜日 *月曜が祝日の場合は開館し、その翌平日は休館
開館時間:午前9時 30分 〜 午後5時 *最終入場は閉館の30分前 、
4/18・ 7/25・8/29・9/22・11/20は夜8時まで開館
会 場:苫小牧市美術博物館 中庭展示スペース
観覧料:[4/18 〜 9/18]一般300(240)円/高大生200(140)円
[9/19~11/23(特別展会期中)]一般600(500)円/高大生400(300)円
* 中学生以下は無料。 ( )内は 10名以上の団体料金です。
* 観覧料の免除規定、年間観覧券のご利用に関する詳細については、お問い合わせください。
* 常設展示及び同時期開催の展示事業も併せてご覧いただけます。
* こどもの日(5/5)及び文化の日(11/3)は、無料でご観覧いただけます。
作家プロフィール
森迫暁夫(もりさこ・あきお)
1973年長野県生まれ。東京都出身、札幌市在住。版画技法による平面作品の制作を軸としながら、舞台芸術や空間構成など多領域を横断する表現活動を続けている。一貫して「自然や生命の循環」をテーマに据え、近年は縄文遺物から得た着想を独自の解釈で再構築する「土偶」や、大規模なインスタレーションを制作。日用品や漂着物といった既存のモノに新たな命を吹き込み、現代社会における原初的な感性の再発見を試みている。

背景図版|シルキオプロジェクト[相川みつぐ、大西洋、中村一典、榊原直樹、 森迫暁夫] 「続・縄す」2025年 ※ 会場:brew gallery (白老)

《鬼瓦的守家守人土偶》 2025年

企画展「ボン・ヴォヤージュ!〜アートの森へ旅にでよう」2024年 ※会場:苫小牧市美術博物館
関連イベント
詳細はお待ちください。
同時期開催
企画展「はじまりの火山:石川直樹展」
会期:2026年4月18日(土)~6月21日(日)
会場:第1・2企画展示室
特集展示「はっけん!樽前山~登山道で出会う自然~」
会期:2026年4月18日(土)~6月21日(日)
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特別展「棟方志功ー北方への祈り」
会期:2026年9月19日(土)~11月23日(日)
会場:第1~3企画展示室
