企画展「美沢川流域の遺跡群~美々(びび)・美沢(みさわ)~」
新千歳空港建設に伴う事前調査で、苫小牧市と千歳市の境界を流れる美沢川の流域に、数多くの遺跡があることが分かりました。1976(昭和51)年から1995(平成7)年までの20年間続いた調査によって、旧石器時代からアイヌ文化期までの膨大な資料が発見されています。
本企画展では、その資料の中から国の重要文化財に指定されている動物形土製品や、メカジキの線刻画のあるアイヌ文化期の櫂(かい)をはじめとして、土偶、縄文時代から擦文(さつもん)時代までの土器、集団墓地から発見された石棒やヒスイの飾玉、幼児の足形を付けた土版など、縄文文化の特質や精神性を表した資料を展示します。また、アイヌ文化を知る上で、欠かすことのできない鉄製品や木製品を展示し、縄文時代からアイヌ文化期までの様相の一端を紹介します。
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開催内容
会期:2014(平成)年5月3日~6月8日(日)休館日:5月7日(水)、毎週月曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
協力:北海道立埋蔵文化財センター、千歳市埋蔵文化財センター
※同時開催:企画展:宮沢賢治の世界をアートする2014
観覧料
一般:300(240)円/高大生:200(140)円/小中学生:無料※( )内は10名様以上の団体料金
※観覧料の免除規定がございますのでご相談ください。
※年間観覧券(一般:900円、大・高生:600円)でご覧になれます。
※企画展観覧券で博物館常設展示もあわせてご覧になれます。
※5月5日(月・祝)の観覧は無料です。
関連行事
ミュージアムラボ「土器を作ろう」(共催:苫小牧市博物館友の会)日時:2014(平成26)年5月18日(日)10時~12時
定員:20名(電話で5月1日(木)9時30分より受付開始)