各家庭におかれましては,予防に心がけるとともに,かかったかなと思った場合は必ず病院を受診されるようお願いいたします。
- 予防接種はすんでいますか?
- 外出後は手洗い・うがいを!
- 人の多いところへ行くときはマスクの着用を!
かかったかなと思ったら
インフルエンザウイルスは増殖のスピードが速いため,症状が急速に進行します。したがって具合が悪くなったら単なるかぜだと軽く考えずに,早めに医療機関を受診することが大切です。
インフルエンザは発症後すぐに適切な治療を開始することが重要です。
自分の体を守り、他の人にうつさないために
- 安静にして休養をとり,特に睡眠を十分にとる。
- お茶やジュース,スープなど,自分が飲みたいもので構わないので,十分な水分補給を。
- 周りの人に感染させないためにも、マスクを着用。
- 人ごみや繁華街への外出を控え,無理して学校や職場などに行かない。
インフルエンザの症状を改善するためには,体内にいるインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ「抗インフルエンザウイルス薬」の服用が有効です。抗インフルエンザウイルス薬を発症後すぐに服用を開始すると,服用していない場合と比べて発熱期間が1~2日短縮され,ウイルスの排泄量も減少し,症状が徐々に改善されていきます。
しかし薬を服用して熱が下がっても,体内のウイルスがすぐにいなくなるわけではありません!
「症状が改善したから…」といって薬の服用を途中でやめることで,体内に残っているウイルスが周りの人に感染する可能性があります。
熱が下がったあとも薬はきちんと使い切り,最低2日間は自宅で療養しましょう。
本人が発症していなくても,家族が発症した場合は学校までご一報いただけますと助かります。