北海道の港湾取扱貨物約半数を誇る国際貿易港 ~苫小牧港
苫小牧港に就航しているフェリーやRORO船・内航コンテナ船は週に100便を超え、中長距離の内貿定期・定航船の運航便数としては全国一を誇ります。苫小牧港を物流の基点とすることによって、多様な時間帯と航路から最適な物流ルートを選択することが可能です。また、外貿コンテナ船の就航は、北海道内で最多で、北米・韓国・中国を結びLCL貨物も釜山港経由で全世界に送ることが可能です。
港湾別国内向け取扱貨物量
北の国際航空ネットワーク拠点~新千歳空港から車で約20分
新千歳空港は、国内27路線、国際13路線(H28.6現在)を有し、年間乗客数国内第4位の北海道の空の玄関となっています。近年、アジア圏観光客の増加などから、国際線ターミナルの整備(平成22年)、国内線ターミナルの増築(平成23年)が行われ、主要都市とを結ぶ路線が年々増加しています。これにより、苫小牧の工業団地と本州、諸外国との交流が一段と進展することが期待されます。
空港別国内向け貨物取扱量 (平成26年)
新千歳空港旅客数
道路交通網が発達、陸上貨物輸送も充実
北海道縦貫自動車道(士別剣淵-札幌-苫小牧-大沼)や横断自動車道、北海道内陸路の大動脈と呼ばれる国道36号線などにより、道内主要都市を結ぶ交通網が発達しています。
道都札幌までは車で約60分、鉄道で44分で結ばれています。
また市内にはJR貨物駅もあり、コンテナ貨物やLNG(天然ガス)輸送の拠点ともなっています。