(1)景色
北海道の天然記念物に指定されている学術的にも貴重な溶岩円頂丘(ドーム)を外輪山から眺めることができます。又、天気の良い日には東山ピークや西山ピーク、見晴らし台から支笏湖など雄大な景色を堪能できます。
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(提供:TAKU CH 田島 琢さま)
見晴台から支笏湖の眺め その1
見晴台から支笏湖の眺め その2
苫小牧方面の眺め
外輪山取付の風景
樽前山神社奥宮
西山頂上から支笏湖の眺め
外輪山西側から溶岩円頂丘(ドーム)の眺め
(2)高山植物
7合目から森林限界を超え、頂上まではこれまでに約80種以上の植物が記録されています。その多くが火山礫地ならではの高山植物です。ここではほんの一部ですが、その中の高山植物をご紹介いたします。
5月~6月
- ミヤマハンノキ・・・・・芽吹きと同時に開花し、紫褐色の雌花と房状に垂れ下がった黄褐色の雄花を持っています。高さは2~6m、時にはそれ以上になり、標高が高いところに生育するのもほど高さは低くなります。
6月~7月
- ウコンウツギ・・・・・・高さは1~2m、枝先に2~4個、細長いラッパ状で淡黄色の花を咲かせます。花の内側が橙色や赤色を帯びているのがアクセントとなった美しい花です。
7月~8月
- イワギキョウ・・・・・・草丈は5~10cmほどで、その細い茎から長さ2~2.5cmの美しいキキョウに似た青紫色の花を咲かせます。
- タルマイソウ(イワブクロ)・・・・・・高さ10~20cm位と小さくはありますが、花は長さ3~4cmと大型で薄紫色、筒状の鐘形で先が5片に裂け、全体に白い毛が生えています。
8月~9月
- ヤマハハコ・・・・・・・茎は白い綿毛に覆われ、葉は表と裏に灰白色の長い綿毛が密生し分厚く、枝先に沢山の白い小さな可愛らしい花を咲かせます。
(3)動物
7合目ヒュッテ周辺の林でよく見かけます。とても愛らしいです。
シマリス