戦争遺跡とは、過去の戦争に関わる建物や施設、戦場跡など、戦争の歴史を今に伝える遺構のことです。苫小牧市が位置する勇払平野では、飛行場や塹壕、トーチカなどの軍事施設が太平洋戦争のさなかに造られ、一部は現在まで残っています。これらの遺跡は、当時の人々の暮らしや戦争の記憶を後世に伝える貴重なものです。
本展では、終戦から80年を迎えたことを契機に、勇払平野に現存する戦争遺跡の写真やそれにまつわる資料を紹介します。
開催概要
会 期:2025年12月20日(土)~2026年3月8日(日)
休 館 日:月曜日(※ただし1/12・2/23(月・祝)は開館し、1/13・2/24(火)が休館)、12/29~1/3
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30まで)
会 場:苫小牧市美術博物館 第3企画展示室
観 覧 料:一般300(240)円、高大生200円(140)円、小中学生以下無料
※( )内は10名以上の団体料金
※年間観覧券による観覧が可能です。
※免除規定についてはお問い合わせください。
※併せて企画展、常設展示もご覧いただけます。
主 催:苫小牧市美術博物館
協 力:厚真町教育委員会、株式会社苫東、苫小牧市立中央図書館、日本製紙株式会社白老工場勇払
関連イベント
講演会「勇払平野周辺の戦争遺跡~過去を知り、当時を思い、未来を考える~」
講師:乾 哲也氏(厚真町教育委員会参事)
日時:2026年1月17日(土)13:30~14:30
場所:当館研修室
定員:50名(先着順)
対象:一般
料金:無料
申込:12月23(火)9:30から電話(0144-35-2550)受付
展示解説会
内容:担当学芸員が、展示室内で解説します。
日時:1月11日(日)、3月1日(日) 各日11:00から約30分間
参加料:当日有効の観覧券 ※申し込み不要、定員なし
同時期開催
企画展「苫小牧の美術史―1940-50年代―」
会期:2025年9月20日(土)~2026年3月8日(日)
会場:第1・2企画展示室
