(結果はページ下方に公表しております。)
JR北海道の維持困難線区に関する東胆振首長懇談会(事務局:苫小牧市総合政策部まちづくり推進室まちづくり推進課交通政策担当)では、JR日高線及び並行するバス路線も含めた地域の公共交通全体の維持・利便性向上を図ることを目的に、通学・通院等の沿線住民の日常生活における公共交通の利用及び札幌圏からの誘客による観光利用の促進を図る「調査・実証事業」を実施します。
JR日高線における「調査・実証事業」の概要(278.99 KB)
実施内容
(1)公共交通の利用実態・利用意向アンケート調査
JR日高線及び並行するバス路線の利用ニーズ等を的確に把握するために、沿線住民及び沿線の高校に通う高校生に対してアンケ―ト調査を実施します。(2)鉄道・バスの共通時刻表の作成
沿線住民の利便性の向上及び鉄道とバスの乗換による公共交通の利用促進を図るため、JR日高線及び沿線自治体内を運行するバス路線を含めた公共交通共通の時刻表を作成し、公共施設への配架や沿線住民に配付します。(3)路線バスと連携した一日散歩きっぷ及びカードラリーによる観光利用促進
1.札幌圏からの誘客及びエリアの回遊性を高めることを目的に、JR室蘭線・日高線及び並行路線バスに乗車できる一日券を発行・販売します。2.一日散歩きっぷまたは当日のJR乗車利用者を対象に、沿線の飲食店等の店舗で、オリジナルのご当地ステーションカード(駅別)を配付します。デザインの異なるカードを3枚以上集め「道の駅あびら」「道の駅むかわ」でアンケートにご協力いただいた方には、プレミアムカードを別途進呈するとともに、抽選で沿線自治体の特産品をプレゼントします。
パンフレット(1.03 MB)
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(4)モーダルミックスによる日常利用促進
JR定期券利用者を対象に、沿線の路線バスに無料で乗車可能とする取組により、公共交通全体の利便性を向上させることで、通学・通勤以外での日常利用の促進を図ります。調査・実証事業の実施結果について
令和5年度に実施した、JR日高線調査・実証事業の結果について、実施報告書として取りまとめましたのでお知らせします。実施結果を基に、沿線自治体はJR北海道と一体となって、必要な事業の実施並びに検討を進めてまいります。JR日高線調査・実証事業実施報告書(1012.70 KB)
事業評価
本事業は、「地域公共交通確保維持改善事業」を活用して実施しました。事業評価の目的
地域公共交通確保維持改善事業の事後湯評価は、実施主体が、補助対象事業について事業の実施状況の確認や目標達成状況等の評価を行うことにより、補助対象事業がより効果的及び効率的に推進されることを目的としています。事業評価の公表
「地域公共交通確保維持改善事業」に基づく補助対象事業については、実施主体において事業の実施状況を確認し評価したものをホームページ等で公表することとされています。このたび、「地域公共交通確保維持改善事業(地域公共交通再構築調査事業)に関する事業評価」を行いましたので、その結果を公表します。
地域公共交通確保維持改善事業(地域公共交通再構築調査事業)に関する事業評価(JR調査・実証事業)
別紙3(111.54 KB)別紙4(588.08 KB)