ここからメインメニュー

メインメニューここまで

展覧会案内

ここから本文です。

現在位置

特集展示「THE SNOWFLAKES」(2023年12月9日~2024年3月24日)




北海道胆振地方の地域性に根付いた表現活動に焦点を当てる本展では、発案者の奈良美智と飛生アートコミュニティー(北海道白老町)の国松希根太、小助川裕康、奥山三彩からなる4人組のアーティスト・コレクティブ「THE SNOWFLAKES」(2020〜)のインスタレーションを紹介します。
2020年に結成されて以降、北海道をはじめ沖縄、韓国において、海岸に打ち寄せられた漂着物を素材とした作品を発表してきました。その制作スタイルは、既製品や廃材を寄せ集めて作品を制作するジャンク・アートにも通ずるものがあります。流木や石などの自然物やプラスチックなどの廃材の発見、そして、展示空間にオブジェを配置する際の即興性といったプロセスには、主体的な創造性に縛られない偶然の要素も介在しており、そのことが未知の生命体を彷彿とさせる造形や、水流を彷彿とさせる空間構成へとつながっているようです。
この機会に、漂着物がもたらす空間の妙と共に、光と音が一体となったインスタレーションを体感してください。

 
pdf(621.80 KB)
(画像をクリックするとチラシのPDFが開きます。)
 

展覧会情報


会期:2023年12月9日(土)~2024年3月24日(日)
主催:苫小牧市美術博物館
協力:飛生の森づくりプロジェクト
開館時間:9:30〜17:00 (入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(ただし1/8、2/12は開館、その翌平日が休館)、年末年始(12/29-1/3)
観覧料:一般300(240)円、高大生200円(140)円、中学生以下無料
※( )内は10名以上の団体料金です。
※常設展示及び同時期開催の企画展もあわせてご覧いただけます。
※年間観覧券による観覧が可能です。
※観覧料の免除規定についてはお問い合わせください。


◆「札幌国際芸術祭2024」連携事業
 

展示構成


(1)企画展示室(第3展示室)
 雪の結晶などを彷彿とさせる流木を素材とするオブジェが、展示室の床面及び壁面の随所に設置されます。スポットライトの光を効果的に活用することで明暗を際立たせ、劇的な空間の創出が試みられます。


「Art and Peace: Let Us Begin Again from Zero o’Clock」展示風景(2022年)
 会場:Ulsan Art Museum|韓国[参考作品]
 photo by : Lim Jang Hwal


 
(2)中庭展示スペース
 主としてプラスチック製の漂着物を空間内に配することで、水槽の内部を彷彿とさせる空間の形成が試みられます。併せて、電飾にアーティスト兼デザイナーの石川大峰、音響デザインにマルチスピーカーによる音響設計を手がけるWHITELIGHTが加わり、光と音の効果が交差する展示空間が形成されます。


《JAM》 2022年(「飛生芸術祭2022」展示風景)
 会場:飛生アートコミュニティー|北海道白老町[参考作品]
 photo by Ryoichi Kawajiri

 

THE SNOWFLAKES プロフィール


2020年に飛生アートコミュニティー(北海道白老町)で結成されたアーティスト・コレクティブ。メンバーは発案者の奈良美智、飛生アートコミュニティーの国松希根太、小助川裕康、奥山三彩の4人により構成される。「飛生芸術祭 2020」にて海の漂着物を組み合わせたインスタレーションを発表。翌21年、同芸術祭にて、彼らの創作活動を追ったドキュメンタリー作品《THE SNOWFLAKES》(制作:高張直樹)を公開。同年、沖縄で開催された「やんばるアートフェスティバル2021-2022」では、「雪のない場所に雪を届ける」という当初のコンセプトに基づき、南北の海の漂着物を融合した作品を発表。コロナ禍による延期を経て、結成の端緒となった「Art and Peace: Let Us Begin Again from Zero o’Clock」(2022,Ulsan Art Museum|韓国)に参加。「飛生芸術祭 2022」では、白老の海岸の漂着物で構成した最新作《jam》を発表した。
 

同時期開催


企画展「昔の道具~水と暮らし~」
会期:2023年12月9日(土)~2024年1月28日(日)
場所:第1・2企画展示室

企画展「鹿毛正三 -アトリエ”薔薇絵亭”よりー」
会期:2024年2月10日(土)~3月24日(日)
場所:第1・2企画展示室

 
Get Adobe Reader web logo
PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない場合は、左の"Get AdobeReader"アイコンをクリックしてください。

お問い合わせ

苫小牧市美術博物館
電話:0144-35-2550
フォームからのお問い合わせ(リンク)

本文ここまで

  • 前のページに戻る
  • ページの先頭へ戻る

ここからフッターメニュー

フッターメニューの文章は、リードスピーカーにより読み上げされません