ここから本文です。

活動レポート~2017年12月~

自己紹介・活動のきっかけ

好!
みなさん、こんにちは。渡部宏美(わたなべひろみ)と申します。

2017年の7月から中華人民共和国に派遣され、西安市の「西安外国語大学附属西安外国語学校」で日本語教師として活動しています。今後、こちらのページで私の活動について何度か情報発信をさせていただけるということなので、今回は、簡単な自己紹介、西安、私の勤務する学校についてお話したいと思います。
 
 
青年海外協力隊として活動する前は、苫小牧市の小学校で教員として働いていました。実は、今も籍は学校にあり、「出張」という形で活動させてもらっています。何年か前から「現職教員派遣制度」ができ、文科省の推薦を通して応募すれば教員を辞めずに協力隊に参加できるようになりました。

 高校時代にお世話になった先生が教育大学に進む私にこの制度を紹介して下さいました。「私の時は、仕事を辞めないと参加できなかったけど、今はこんないい制度ができたよ。教員は、よく視野が狭いと言われがちな職業だから、教師になって、自分の視野を広げたいと感じたら挑戦してみてね。」

 この言葉がずっと私の中にあったように思います。外国で生活し、違う角度から物事を見て体験し、思考するということが、自分の視野を広げるだけではなく、帰国後の教育活動にも生かせるのではないかと考えました。

 協力隊には、様々な職種の募集があり、私は、小学校教師として応募することも可能でしたが、以前担任していた子に外国籍の子がいて、日本語の大切さや日本語を教えることの難しさを実感したことがきっかけで、日本語教師の職種に応募することにしました。

 これからは、日本の学校でも日本語を教えることが多くなるのではないかと考え、日本語を教える経験を積み、将来の教育活動に役立てたいと思いました。
 

任地・西安について

 私の活動している任地が「西安」と知り、すぐに「西安なの!?いいところだね!」と反応してくれる人は、100パーセント歴史好きな人です。

西安は、日本からも遣隋使、遣唐使が送られ、交流がとても盛んでした。歴史のテストで、「○○○年、中国のこの頃の首都はどこ?」という問題が出たら、分からなくても「長安(今の西安)」と書いておけば、ほぼ正解なくらい、長く都が置かれた都市です。(私の歴史の先生がこのような問題をよく出す先生で、私はサービス問題だと思っていましたが、時々、答えが「洛陽」となるひっかけ問題もありました。ちなみに洛陽も西安から新幹線で、2時間ほどで行くことができます。)

  西安の中心・鐘楼

唐の時代や明の時代の遺跡が街のいたるところにあります。また、始皇帝のお墓として「兵馬俑」は世界遺産となっていてとても有名です。歴史的文化物が多いことから、世界各国より多くの観光客が来ています。長安の面影を残しつつ、今も発展を続けています。

      兵馬俑

西安市はシルクロードの始まりの地として貿易が盛んに行われてきました。貿易などにより中国に来往したムスリムと漢族などの混血により歴史的に形成された回族も多く生活しています。観光の中心である鐘楼近くには、回民街と呼ばれる料理店が多く並ぶ場所があり、大変賑やかです。

     城壁の南門     
孔明を祀ったお寺も近くにあります。

貿易によって、中国に来た物は、西方から来たということで、「西」という漢字が付いています。「西瓜(すいか)」「西(トマト)」「東西(物)」など。探してみると結構いっぱいあるので、面白いです。

 

外国語学校

私が勤務する「外国語学校」は、小・中・高の一貫校で、小学校から外国語の授業があります。英語は必須となっており、それ以外にもう一つの言語を学習することになっています。フランス語、ドイツ語、ロシア語、韓国語、アラビア語、日本語、スペイン語の中から自由に選択できるようになっています。

     授業の様子

中国全土を見ても英語の次に多く学習されている言語は日本語で、この学校でも日本語を選択する学生は多いです。先生方は、授業の中でほとんど中国語を話さず、その言語を用いて授業しています。(初級は除く)学生もその言語を聞き取り、日常会話程度なら問題なく話すことができます。中国での言語教育はとても進んでいるという印象を受けました。「言語の能力」は将来の「大きな武器」となると考えている学生も多いようで、言語学習においての必要感も日本とは全然違うなぁと感じます。島国と大陸の違いや競争率の高さもその理由としてあげられます。「中国語」と「英語」だけでは不完全だと考える方の多さに驚かされます。

    校舎と広場

 日本でも、英語の学習が小学3年生から開始されることになりましたが、「コミュニケーションの手段」として使える言語の教育がこれからは大事になってくるのかなと感じています。

西遊記で有名な三蔵法師が天竺から
持ち帰ったお経をおさめたところ。

 

お問い合わせ

総合政策部協働・男女平等参画室
電話:市民自治担当:0144-32-6156、広聴担当:0144-32-6152、国際交流担当:0144-32-6157、男女平等参画担当:0144-84-4052
フォームからのお問い合わせ(リンク)

本文ここまで

ここからサブメニュー

青年海外協力隊の声(平成29年 日本語教育、中国)

マイリスト

  •  

リストに追加する

リストを管理する

マイリストの使い方

サブメニューここまで

  • 前のページに戻る
  • ページの先頭へ戻る

ここからフッターメニュー

フッターメニューの文章は、リードスピーカーにより読み上げされません