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薬物の恐ろしさ~覚せい剤等乱用される薬物~

薬物

北海道の覚せい剤事犯検挙状況

平成26年中の北海道内における覚せい剤事犯の検挙人員は、498人で前年より増加し、そのうち暴力団などが310人で全体の約62%を占めています。
検挙人員のうち、年齢別では40代が187人と最も多く全体の約38%、初犯・再犯別では、再犯者が全体の約72%を占めています。
押収量は約26,945グラムと前年より大幅に増加しています。
また、道内における大麻事犯の検挙人員は、176人で前年より64人と大幅に増加しており、そのうち暴力団などが48人で全体の約27%を占めています。
検挙人員のうち、年齢別では30歳代が全体の約44%、初犯・再犯別では、初犯者が全体の約79%を占めています。                                             【北海道警察本部発表】
 

覚せい剤

覚せい剤は主として麻黄(マオウ)という植物から抽出されたエフェドリンなどを原料として、化学的に合成・製造された薬物であり、形状は白色の粉末や無色透明の結晶で、無臭でやや苦味があります。また、通称「ヤーバー」と呼ばれる錠剤型の覚せい剤もあります。
覚せい剤には中枢神経と交感神経を興奮させる作用があり、使用すると一時的には爽快感や眠気、疲労が取れたように感じますが、効果が切れると激しい脱力感、疲労感、倦怠感に襲われます。このため、続けて使用する欲求が起こり「一度だけ」のつもりでも、乱用の回数・量がどんどん増えていき、自分の意志では止めることが出来なくなり中毒症状になり、やがては「覚せい剤精神病」の状態になり、「壁のしみが人の顔に見える」「いつもみんなが自分の悪口を言っている」「誰かが自分を殺しに来る」「警察に追われている」などといった幻覚や妄想が現れたり、時には錯乱状態になって、発作的に他人に暴行を加えたり、殺害したりすることがあります。このような精神障害は、乱用をやめて、治療を行い通常の生活に戻ったようでも、何かの刺激をきっかけに突然精神障害が起こるフラッシュバック(再燃現象)といわれる症状が長期間にわたって残る危険性があります。また、大量の覚せい剤を摂取すると急性中毒により、全身けいれんを起こし、意識を失い最後には脳出血で死亡することもあります。

大麻

大麻はその形状から、乾燥大麻(大麻の葉を乾燥させたもの 通称:マリファナ、バング)、大麻樹脂(大麻の樹脂や若葉をすりつぶして固めたもの 通称:ハシッシュ)、液体大麻(大麻の葉や樹脂から抽出したタール状の液体 通称:ハシッシュオイル)に分類されます。
 北海道では大麻が自生しているため、本州方面から採取に来た者の検挙や、種子や苗を用いての栽培事犯の検挙が目立っています。
 大麻を乱用すると、一般的には気分が快活・陽気になり、よく喋るようになると言われていますが、その一方で、視覚・聴覚・味覚・触覚などんお感覚が過敏になり、思考が分裂し、感情が不安定になったりします。このため、興奮状態に陥って暴力や挑発的な行為を行うことがあり、さらには、幻覚や妄想などに襲われるようになります。また、毎日ゴロゴロして何もやる気のない状態になる「無動機症候群」に陥ることや、覚せい剤同様、長期間にわたりフラッシュバック症状が残ることもあります。

MDMA・MDA(錠剤型合成麻薬)

MDMA等は、覚せい剤と似た化学構造を有する薬物で、化学薬品から合成された麻薬の一種です。MDMAは白色結晶性の粉末ですが、通常はアルファベットや各種マークの刻印がある着色された錠剤の形で密売されており、錠剤1錠の大きさが直径7~9mm、厚さ3.5~6mm、重量0.2~0.4gの物が多くカプセルの形で密売されることもあります。
MDMAは、日本で押収される錠剤型麻薬の大半を占めており、別名「エクスタシー」「バツ」とも呼ばれ、MDAは、別名「ラブドラッグ」とも呼ばれ、白色結晶粉末ですが、その純度により黄色や茶色のものがあります。
MDMA、MDAともに、視覚や聴覚を変化させ、多幸感を得られる反面、不安や不眠に悩まされ、乱用を続けると錯乱状態に陥ることがあるほか、腎・肝臓障害や記憶障害の症状が現れることもあります。
平成15年以降、押収量、検挙人員ともに大幅な増加傾向にあり、特に使用方法の手軽さ、ソフトなイメージから、首都圏を中心に若者への急速な蔓延が深刻となっています。

コカイン

コカインは、ふわふわした白色粉末の形をしています。依存性が強い上、耐薬性がすみやかに向上するので、同じ効果を得るのに必要な量が次第に増えていきます。このため、コカインは「一回やっただけで、もののみごとに虜になるクスリ」と言われています。
乱用を続けると幻覚等の精神障害が現れたり、脈拍や心拍をコントロールする脳の機能が破壊され、死を招くこともあります。また、妊娠中のコカイン摂取が子供に及ぼす影響(コカインベービー)も重要な問題です。

ヘロイン

ヘロインは、化学的加工によりモルヒネから製造される白色又は茶色い結晶性粉末で無臭、水によく溶ける苦味のある物質です。身体的な依存性は非常に高く、精神的な依存も存在し、他の如何なる麻薬よりも依存性が早くできあがります。
ヘロインを摂取すると、最初は多幸感を得られますが、その後は気怠い感覚や悪心、嘔吐などの症状が始まります。大量に摂取すると、呼吸が浅く、遅くなり、ひきつけなどを起こしたり、こん睡状態から死へ至ることもあります。
ヘロインにおいてもっとも恐ろしいのは、その禁断症状です。薬の効果が切れると、筋肉に激痛が走り、関節がきしむように感じます。また、皮膚には鳥肌がたち、震えが起こり、そのうえ下痢を繰り返すようになります。禁断症状が進むと、異常な興奮や、全身の痙攣、失神等を起こすようになったり、自分の手の指にかみつく等の自害行為におよぶこともあります。

マジックマッシュルーム

マジックマッシュルームは、麻薬成分であるサイロシン、サイロシビンを含有するキノコ類の俗称で、これを摂取すると幻覚作用が現れることがあります。
かつては観賞用と称して販売されていましたが、平成14年6月「麻薬及び向精神薬取締法」の麻薬原料植物として指定され、その栽培・譲渡・譲受・所持・施用等が禁止されました。
マジックマッシュルームに含まれる麻薬成分のサイロシン、サイロシビンは、中枢神経系に作用し、中枢神経の麻痺、幻覚を起こします。

向精神薬

向精神薬は、鎮静系と興奮系に大別され、ほとんどが医薬品として流通しているもので、錠剤やカプセルの形状をしています。
医師の指示によらず乱用すると、感情が不安定になる・判断力が鈍くなる・歩行失調になるなど、心身ともに影響をおよぼします。

シンナー(有機溶剤)

シンナーは、本来は塗料を薄めるために使用されるもので、乱用を続けるとイライラして落ち着きが無くなったり、脳が萎縮することによって起こる妄想・幻覚などの症状が現れます。やがては、被害妄想へと発展していき、突然周囲の人に乱暴をはたらくこともあります。特に恐ろしいのは、乱用によって大脳が萎縮し一度破壊された脳の働きは、決して元にはもどりません。
 シンナーは入手が比較的容易なことから、大麻・覚せい剤など一層強力な薬物乱用へのきっかけとなるケースも少なくありません。

お問い合わせ

市民生活部安全安心生活課
電話:防犯・交通安全担当:0144-32-6287、消費生活係:0144-32-6304、消費者センター:0144-33-6510、計量検査所:0144-32-6306
フォームからのお問い合わせ(リンク)

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