きせかえ
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令和5年1月号 読み上げ用ページ

P2-3

令和5年 新年を迎えて


市長新年あいさつ


明けましておめでとうございます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。


昨年6月に行われました第19回苫小牧市長選挙の結果を受けて、5期目の市政を担うこととなりました。

市民の皆さまから寄せられた期待にしっかりとお応えできるよう、誠心誠意、全力でふるさと苫小牧の市政運営にあたってまいります。


新型コロナウイルス感染症につきましては、感染拡大を防ぐため、日々ご尽力をいただいている医療・介護従事者の皆さま、感染症の拡大防止にご協力をいただいている市民及び市内事業者の皆さまに、心よりお礼を申し上げます。


本市としましては、市内の感染状況を注視しながら、社会経済活動の維持と医療提供体制確保の両立を図ってまいりますので、市民の皆さまには、基本的な感染対策を徹底していただきますよう引き続きのご協力をよろしくお願い申し上げます。


現在は、重症化を防ぐべく、オミクロン株対応ワクチンの接種を実施しておりますので、ワクチン接種を希望される方におかれましては、早めの接種をお願いいたします。


昨年は、北京2022冬季オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、躍動するアスリートの姿がコロナ禍にある世界中の人に勇気と感動を与えました。

とりわけ、本市にゆかりのある選手が多数選出されたアイスホッケー女子日本代表スマイルジャパンが、グループリーグを首位で突破し、6位入賞の活躍をされたことは、アイスホッケータウンとしてうれしい話題となりました。


また、プロ野球のドラフト会議におきましては、苫小牧中央高校のさいとう ゆうた投手が広島東洋カープから、本市出身で専修大学のきくち りく投手が千葉ロッテマリーンズから、それぞれ1位指名されました。

全国で最初にスポーツ都市宣言を行った本市としましても、大変誇らしいことであり、選手や関係者の皆さまには、改めて敬意を表するとともに、お二人のこれからのご活躍を期待しております。


さて、世界各国では、2030年のエスディージーズ達成に向けて様々な取り組みが進められており、日本政府としても、持続可能な社会を実現するために、カーボンニュートラルなどの環境問題に対する取り組みを推進しております。


本市では、かねてより我が国初となるシーシーエス大規模実証試験が国家プロジェクトとして行われております。

いち早く脱炭素の取り組みを始めた本市におきましても、ゼロカーボンシティの実現に向け、再生可能エネルギーの導入促進やシーシーユーエス・カーボンリサイクルの推進など、様々な取り組みが動き出しております。

新しい苫小牧市環境基本計画~ゼロカーボン推進計画~のもと、市民・企業市民とともに官民一体となって連携・協働しながら、積極的にゼロカーボンの取り組みを進めてまいります。


今年は、本市が平成25年に男女平等参画都市を宣言してから10周年という節目を迎え、新たにパートナーシップ制度を開始します。

性別にかかわりなく、互いに人権を尊重しつつ責任を分かち合い、その個性と能力を十分に発揮できる男女平等参画社会の実現を目指してまいります。


また、今後のまちづくりを進める上での総合的な指針となる苫小牧市総合計画第7次基本計画を新たに策定いたします。

時代の移り変わりとともに、本市を取り巻く環境も大きく変化しており、難しい市政運営が求められますが、理想の都市「人間環境都市」の実現に向け、市長としての使命感をもって未来につながるまちづくりを進めてまいります。


結びに、市民の皆さまのご健勝とご多幸を祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。



苫小牧市長 いわくら ひろふみ




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市内初!
図書かける福祉拠点
12月1日 苫小牧市東開文化交流サロンがオープン!!

詳細
総合福祉課
電話 32-6354


共生型地域福祉拠点とは?


地域の関係機関と連携し、さまざまな既存の資源も活用しながら、高齢者や障がいのある方、子どもが地域住民とともに集い、交流し、互いに支え合いながら安心して生活できる「場」を指します。

世代を超えた多様な「人」の交流や「地域」の活躍機会の創出のため、多機関との連携を図るコーディネーターや見守り支援員を配置し、地域づくりの支え合い活動の「拠点」としていきます。


苫小牧市東開文化交流サロン
電話 84-7956

所在地
東開町2-12-22

開館時間
9時~21時
※図書スペース、絵本ホール、カフェは9時~17時

休館日
12月29日~1月3日

駐車可能台数
39台




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施設の主な機能


多目的ホール・パブリックスペース

多目的ホールは会議や軽運動、サークル活動などに、パブリックスペースはキッチン、ダイニング、テラスを備え、茶会などに利用できます。
※事前予約で有料貸切も可能です


図書スペース・絵本ホール

約2万8千冊を蔵書予定。布絵本、大型絵本など含め約5千冊を収蔵予定の市内屈指の「絵本ホール」も併設。
「能動的で多様な図書スペース」を目指しています。


カフェ(パーラー東開町2丁目)

本を読みながら。1人でも誰かといっしょでも。
札幌の有名店「パフェ佐藤」監修による本格スイーツメニューとドリンクを提供する、心地の良いラウンジ空間です。


ギャラリースペース

約16メートルの壁面を活用し、障がい者芸術など、多様な作品を展示することで、新たな価値観との出会いを創出します。




施設に込める思い


初めまして!苫小牧市東開文化交流サロン館長の池田です。

図書スペース・ギャラリーやカフェ、多世代の学びの機会など、サロンには魅力的な機能がたくさんあります。

皆さんにこうした機能を活用して豊かな一日を過ごしていただくと同時に、サロンを通じて生まれた人と人との出会い・つながりや、他者や地域への「想い」を、サロンの中だけで完結させず、日々生活する地域の中での人と人同士の支え合いの「文化」へと発展させていけるよう、スタッフ一丸となって運営に取り組んでまいります!


苫小牧市東開文化交流サロン
館長 いけだ けいごさん


P6-7


企画展「生誕100年記念 のと まさとし展」

詳細
美術博物館
電話 35-2550


会期
1月28日 土曜日 ~ 3月12日 日曜日

開館時間
9時30分~17時(入館は16時30分まで)

会場
第1・2・3展示室

休館日
毎週月曜日

観覧料
一般…300円カッコ240円
高大生…200円カッコ140円
中学生以下…無料
※かっこ内は10人以上の団体料金。年間観覧券での観覧可
※併せて中庭展示、常設展示も観覧できます



展示概要

苫小牧で長らく制作を行っていた画家 のとまさとしカッコ1922年~2001年は、油彩画、ガラス絵、木版画など多様な表現手法で、北の大地、北に生きるものへの賛歌をテーマとしました。
作品制作のみならず、「蜂の巣」や「王子洋画研究会」といった芸術活動にも携わり、戦後の苫小牧における文化芸術の中心的な人物の一人です。
美術博物館では、令和4年度に生誕100年を迎えることを記念し、初期から晩年に至るまでの作品を紹介する展覧会を行います。

初めての方にはすてきな出会いに、よくご存じの方には作品の良さを改めて実感する機会になるような作品構成を目指しています!




のとまさとし略歴

1922年
秋田県能代出身の両親の元、稚内市こえといに生まれる。

1930年
札幌に転居、円山小学校高等科を卒業後、札幌市内の印刷会社に勤務し、ポスターの図案制作の仕事をする。

1941年
苫小牧の王子製紙に転職し、以後苫小牧で暮らす。

1946年
苫小牧美術協会会員。

1950年
全道展に初入選。

1951年
国画会に初入選。

1983年
版画集『山線軌道』刊行。
版画家のかわかみ すみおへのオマージュから版画を制作、以後毎年のように版画集を刊行。

1998年
苫小牧市文化奨励賞受賞。

2001年
逝去。




展示作品を少しだけご紹介します!



湿原・家族

1991年、油彩・カンヴァス 
苫小牧市美術博物館蔵

画面を覆うウルトラマリンブルーには、空と海、哀しみ、郷愁…など、画家がこめた原野と太古の人々への思いやイメージが思い起こされます。
このブルーは、のとまさとしの作品を特徴づける色彩です。



もしりかむいれつぞう  六曲一双

1998年、木版・紙
苫小牧市美術博物館蔵

本作では、アイヌ民族の精神文化に着想を得ながら、北の大地に宿る神々の姿を想像力豊かに描いています。
荒々しい彫り跡と、墨一色の表現が目を引く、木版画ならではの力強さが感じられる作品です。



展覧会の詳細や、会期中のイベントなどについては、美術博物館のホームページをご覧ください。


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