きせかえ
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令和元年6月号 読み上げ用ページ

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乗ってまもろう!私たちの足 公共交通
鉄道やバス、タクシーなどの公共交通機関は、利用者が年々減少しています。市では、より利用しやすい公共交通を目指し、さまざまな事業を通して利用促進を呼び掛けています。
詳細 まちづくり推進課 電話 84-4071

ますます高まる公共交通の役割
少子高齢化が進む中、自分で車を運転できない方の交通手段の確保が全国的な課題となっています。
苫小牧市でも今後、年少人口、生産年齢人口が減少する一方、老年人口が増加し、少子高齢化が進むことが予想されています。公共交通機関は、買い物や通院、通勤・通学の際に安心して利用できる交通手段であり、市街地が東西に約30キロと長い苫小牧市では今後、公共交通機関の果たす役割はますます高まっていくことが考えられます。
市では、市民の皆さんがより利用しやすい、持続可能な公共交通網の形成を目指していきます。



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通勤・通学・通院の足「鉄道」はどうなる?
市内を走る鉄道のうち、JR室蘭線(沼ノ端―岩見沢間)、日高線(苫小牧―鵡川間)については今後、鉄道事業者のみで維持していくことが難しいという考え方が示されました。
また、北海道の公共交通に関する会議においても、これらの路線は、地域による負担も含めた内容の検討や協議を進めながら、路線の維持に努めるという考え方が示されています。
今後は持続的な鉄道の維持存続のため、沿線自治体と連携しながら、利用促進など、鉄道の活性化に向けた取り組みが求められています。

利用者の減少が進む「バス」の現状
市内路線バスの利用者数は減少傾向であり、赤字路線が増え、現在の路線網や運行本数の確保が難しくなりつつあります。
また、運行本数の減少により利便性が低下することで、ますます利用者が減少するなど、悪循環に陥る恐れがあります。
利便性や快適性の向上策、利用しやすい路線網への再編など、利用者目線で使いやすいバスを目指す取り組みが求められています。

ユニバーサルデザインタクシーの導入
市では障がい者や高齢者、子育て中の保護者、訪日外国人観光客など、誰もが安心して快適に利用できる交通環境を整備するため、ユニバーサルデザインタクシー導入支援事業を行っています。
現在、市内ではユニバーサルデザインタクシーが45台導入されており、利用者の方々からもご好評をいただいています。

持続可能な公共交通に向けて
利用者の減少や事業者の乗務員不足、重複路線を抱える非効率な運行、JRの維持困難線区など、公共交通を取り巻くさまざまな課題に対応していく必要があります。
市ではこうした課題に対応するため、鉄道やバスの乗り継ぎ、待合環境の改善、バス路線網の再構築、ICTを活用した利便性向上策、ユニバーサルデザインタクシー車両の導入など、効率的で利便性が高く、誰もが利用しやすい公共交通網の形成を目指していきます。
※ICT:IC乗車券システムなどを含む情報通信技術のこと

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働き方改革チャレンジ!
ワーク・ライフ・バランスなど
表彰企業大募集!

詳細 協働・男女平等参画室 電話 84-4052

仕事と家庭などが両立できる・性別やライフステージを超え、生き生きと働き続けることができる職場の実現に向けて、独自の取り組みやチャレンジをしている市内の企業などを表彰します!

「ワーク・ライフ・バランス」をご存じですか?

最近、ワークライフバランスという言葉をさまざまな場所で耳にするようになってきました。特に注目されるようになったのは、近年、国が働き方改革の実施を宣言し、日本人の働き方が見直されるようになってからです。ワークライフバランスを一言でいうなら「生活と仕事の調和」ですが、これは「生活の充実によって、仕事の効率・モチベーションが向上し、短時間で仕事の成果が出せる・プライベートに時間が使える」という好循環のことを意味します。
ではなぜ今、ワークライフバランスが重視されているのでしょうか。それは、少子高齢化や人口減少など、「時代の変化」によって考え方や行動を変えていくことが求められているからです。日本のワークライフバランスは、出産・育児対策に始まり、高齢化や介護などの対策とともに、解決しなければならない男女平等参画社会の実現に向けた課題の一つとなっています。

対象企業 苫小牧市内の企業、社団法人、財団法人、NPO法人など(企業規模は問いません)
応募締切 8月30日 金
応募方法 協働・男女平等参画室(ホームページでダウンロード可)で配布の応募書類に必要事項を記入し、直接または郵送(消印有効)、Eメールで
表彰式 11月27日 水 13時 ※どなたでも参加できます!
場所 文化会館

働き方改革セミナー

同日開催 14時~15時30分
講師 川島 高之(かわしま たかゆき)氏
NPO法人コヂカラ・ニッポン代表
NPO法人ファザーリング・ジャパン理事

1987年慶応義塾大学卒業、三井物産入社。系列上場会社の社長就任、利益8割増、株価2倍、残業4分の1に。フリー転身後、ファザーリング・ジャパン理事やコヂカラ・ニッポン代表などを歴任しながら数々の複業をこなしてきた。家庭(life)、会社社長(work)、PTA会長やNPO法人代表(social)という3つの経験や視点を融合させた講演が年300回以上。NHK「クローズアップ現代」で特集され、「日本を突破する100人」に選出された。

代表著書
『職場のムダ取り教科書』(ソシム)
『いつまでも会社があると思うなよ!』(PHP研究所)

あなたの会社のワーク・ライフ・バランス改革チャレンジを教えてください!

例えば!

長時間労働の削減に関する取り組み
会議の効率化、業務の簡素化や見直し、定時退社デー など
 
休暇取得促進に関する取り組み
年休取組促進、ボランティア休暇、アニバーサリー休暇 など
 
育児と仕事の両立に関する取り組み
妊娠中や産前、産後休暇および育児休業中の女性社員やその家族のために、必要な情報提供や相談体制、代替要員の確保など職場でのカバー体制、管理職を対象とした両立支援の研修 など
 
介護と仕事の両立に関する取り組み
休業前から復職までのサポート体制、代替要員の確保など職場でのカバー体制、管理職を対象とした両立支援の研修 など
 
多様な勤務形態の導入に関する取り組み
フレックスタイム、在宅勤務(テレワーク)、短時間正社員制度 など
 
職場における女性の活躍に関する取り組み
女性の職域拡大に向けた採用・配置の見直し、育児、介護休暇などによる女性の勤続年数伸長、アンケートや意識調査による社内体制の整備 など
 
従業員の仕事以外の充実に関する取り組み
健康づくりや語学の習得、趣味の活動などの支援、ボランティア、PTA、町内会などの社会的活動への参加支援 など
 
その他ワークライフバランスに関する取り組み
男性職場と考えられていた分野への女性進出、女性職場と考えられていた分野への男性進出 など


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2018年度
受賞 先進!企業のご紹介

働きやすい職場風土づくり賞

北海道アルミ建材工業株式会社
高野 優希(たかの ゆうき)さん
年齢や役職に関係なく、会話が多い職場です!

注意喚起や業務改善などを話し合う全員会議を月に1度開催し、会社全体のコミュニケーションを図ることで、女性の設計担当者が第1子、第2子の育児休暇を取得できる、働きやすい職場風土の確立に努めています。育児休暇や有給休暇などの取得は、制度を利用することができる職場風土があってこそのものであり、働きやすい職場環境が地道につくり上げられています。

働きやすいコミュニケーション賞

株式会社山口工業所
篠田 美紀(しのだ みき)さん
コミュニケーションの取れた働きやすい職場です!

普段から上司による定時退社の促進や有給休暇の取得の声掛けが行われるなど、会社の理念であるコミュニケーションを図ることにより、長時間労働の削減や仕事以外の時間づくりを積極的に進めています。仕事に関することはもちろん、私生活についても話すことができるコミュニケーションづくりにより、働きやすい職場環境がつくられています。

働きやすい職場環境づくり賞

苫重建設株式会社
米澤 千穂子(よねざわ ちほこ)さん
残業が少なくて、風通しの良い職場です!

2018年度の目的・理念である「見える化」を通して「言える化」を。『生産性向上で週休2日を実現しよう‼』を掲げ、職員間の風通しの良い会社を目指しながら、働きやすい職場環境づくりを進めています。また、建設現場における女性技術者の育児休暇の取得、復帰後の本人の希望に応じた短時間勤務や定時退社の促進、市外従業員も安心して働けるための社員寮を完備するなど、健康的・家族的経営で、働きやすい職場環境がつくられています。

女性活躍推進賞

医療法人社団玄洋会道央佐藤病院
古俣 竹詞(ふるまた たけし)さん
笑顔あふれる職場です!

子育てや介護をしながら働くことができる多様な勤務形態(90種類の勤務時間帯)により、常時10人程度の従業員が育児休暇、介護休暇などを取得できるバックアップ体制が整えられています。また、業務効率化を図るためのICTの導入や、従業員の資格取得に対して教育資金の助成を行うなど、女性が働きやすく活躍できる環境を整備し、誰もが公正に社会に参画でき、働きがいや仕事に誇りを持てるように取り組まれています。

ご応募・お問い合わせ…協働・男女平等参画室
〒053-8722 旭町4-5-6(市役所7階) 電話 84-4052 FAX 34-7110 
メール kyodosankaku@city.tomakomai.hokkaido.jp

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