きせかえ
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平成31年4月号 読み上げ用ページ

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第19回 統一地方選挙のお知らせ

4月
7日日は北海道知事・北海道議会議員選挙
21日日は苫小牧市議会議員選挙の投票日です

投票時間
7時~20時

詳細 選挙管理委員会事務局
投票所入場券・選挙人名簿について・その他 電話 32-6764
期日前投票・不在者投票について 電話 32-6774

本市で投票できる方

知事選挙道議会議員選挙
年齢 平成13年4月8日以前の生まれ
住所 知事:平成30年12月20日以前、道議:平成30年12月28日以前に苫小牧市に転入の届け出をし、引き続き3カ月以上住んでいる
その他 市外(道内)に転出された方は、投票できる場合があります。詳細は、お早めにお問い合わせください
市議会議員選挙
年齢 平成13年4月22日以前の生まれ
住所 平成31年1月13日以前に苫小牧市に転入の届け出をし、引き続き3カ月以上住んでいる
その他 投票するまでに市外へ転出された方は、投票できません

投票用紙
▪知事・道議会議員選挙は、先に「白色の紙に黒インク」で印刷された投票用紙で知事の投票をし、次に「薄い青色の紙に黒インク」で印刷された投票用紙で道議会議員の投票をします
▪市議会議員選挙は、「白色の紙に赤インク」で印刷された投票用紙で投票をします

投票用紙の書き方・書き損じ
▪投票用紙の「候補者氏名欄」に候補者の氏名を一人だけ書いてください
▪投票用紙が破れるなど汚損したときは、投票所の係員に申し出てください。余分なことを書いたりすると無効投票になりますのでご注意ください

候補者氏名の掲示
▪投票日当日および期日前投票所では、候補者氏名および党派別を投票記載所に掲示いたしますので、間違いのないように記載してください

代理投票・点字投票
▪体が不自由で投票用紙に自ら記載できない場合には、投票事務従事者が本人に確認のもと記載しますので、係員にお申し出ください。この場合選挙人は投票記載所で投票する候補者氏名を事務従事者に指示してください。投票の秘密は厳重に守られます
▪目の不自由な方に点字器を用意していますので、点字投票を希望される方は、係員にお申し出ください
▪各投票所に車いすを用意しています
▪その他お手伝いなどが必要な方は、係員にお申し出ください

「せんきょ券」の交付について
▪投票所に来られた方には、ご希望に応じて「せんきょ券」を差し上げますので、係員にお申し出ください


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期日前投票(不在者投票)期間

北海道知事選挙
市役所2階談話室 8時30分~20時 3月22日金~4月6日土
のぞみ・豊川コミセン、沼ノ端交流センター、勇払出張所、イオンモール苫小牧 9時~20時 3月30日土~4月6日土
北海道議会議員選挙
市役所2階談話室 8時30分~20時 3月30日土~4月6日土
のぞみ・豊川コミセン、沼ノ端交流センター、勇払出張所、イオンモール苫小牧 9時~20時 3月30日土~4月6日土
苫小牧市議会議員選挙
市役所2階談話室 8時30分~20時 4月15日月~4月20日土
のぞみ・豊川コミセン、沼ノ端交流センター、勇払出張所、イオンモール苫小牧 9時~20時 4月15日月~4月20日土
※知事選と道議選で期日前および不在者投票の開始時期が違います
※市役所は、土・日曜日も中央玄関を使用できます

総合体育館で即日開票を行います
▪知事・道議会議員選挙
とき 4月7日日 21時から
▪市議会議員選挙
とき 4月21日日 21時から
※開票を参観できます。また、選挙管理委員会のホームページで、当日の開票状況の速報を行います

選挙公報の配布
候補者の氏名、写真、経歴、政見などを掲載した選挙公報を、知事・道議会議員選挙は4月5日金までに、市議会議員選挙は4月19日金までに各家庭に配布します

選挙人名簿の閲覧
▪苫小牧市議会議員選挙
とき 4月14日日 8時30分~17時 ところ 選挙管理委員会事務局(市役所7階)

▪選挙当日の投票は、入場券に記載された投票所にお越しください
▪知事・道議選挙で3月1日金以後に市内で転居した方は旧住所地の投票所で投票になります
▪市議選挙で3月29日金以後に市内で転居した方は旧住所地の投票所で投票になります

選挙投票区および投票所名一覧
第1 市立苫小牧東小学校 旭町3丁目3-4
第2 市立苫小牧東中学校 旭町1丁目7-10
第3 市立若草小学校 若草町1丁目4-5
第4 新中野総合福祉会館 新中野町2丁目3-14
第5 文化交流センター 本町1丁目6-1
第6 市立苫小牧西小学校 矢代町3丁目7-16
第7 市立大成小学校 大成町2丁目3-2
第8 西町総合福祉会館 大成町1丁目3-22
第9 市立北光小学校 北光町3丁目8-2 市立北光小学校の出入口が南側から西側(大成大通側)に変更になります
第10 市立啓北中学校 啓北町2丁目12-11
第11 見山町総合福祉会館 見山町4丁目7-4
第12 第八区総合福祉センター 緑町2丁目5-13
第13 市立清水小学校 清水町2丁目10-16
第14 市立和光中学校 双葉町1丁目11-3
第15 市立緑小学校 三光町2丁目6-5
第16 住吉コミュニティセンター 住吉町1丁目3-20
第17 市立美園小学校 美園町4丁目26-2
第18 新明町総合福祉会館 新明町5丁目11-20
第19 苫小牧地域職業訓練センター 新開町4丁目6-12
第20 市立明野小学校 明野新町6丁目3-1
第21 市立光洋中学校 光洋町2丁目5-2
第22 市立糸井小学校 日吉町4丁目12-6
第23 市立北星小学校 桜木町3丁目8-6
第24 市立豊川小学校 豊川町4丁目7-14
第25 市立啓北中学校山なみ分校 有珠の沢町3丁目9-7
第26 しらかば総合福祉会館 しらかば町5丁目6-8
第27 市立日新小学校 日新町3丁目1-7
第28 柏木町町内会館 柏木町6丁目3-15
第29 市立泉野小学校 川沿町4丁目5-1
第30 市立澄川小学校 澄川町2丁目4-6
第31 ときわ町総合福祉会館 ときわ町4丁目22-7
第32 市立錦岡小学校 宮前町2丁目30-2
第33 のぞみコミュニティセンター のぞみ町1丁目2-5
第34 市立明徳小学校 明徳町3丁目10-3
第35 樽前交流センター 字樽前85-3
第36 沼ノ端コミュニティセンター 沼ノ端中央4丁目10-16
第37 市立沼ノ端中学校 東開町6丁目1-2
第38 市立拓勇小学校 拓勇東町4丁目8-1
第39 市立ウトナイ小学校 ウトナイ北3丁目2-1
第40 勇払公民館 字勇払33
第41 植苗ファミリーセンター 字植苗40-55

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市政方針
詳細 政策推進課 電話32-6039

第19回市議会定例会で、岩倉市長は平成31年度の市政方針と予算案を説明しました。市政方針では、苫小牧に暮らす全ての皆さんが、それぞれの能力を発揮し、夢を描くことができるまちづくりに挑戦していく決意を表明しました。
市政運営に臨むに当たり、総合計画に基づいた取り組みとして、基本政策として2項目、重点施策として8項目、主要施策として5つのまちづくりの目標に沿った施策を掲げました。

私は、このまちに暮らす全ての皆さんが、ぬくもりを感じ、将来を思い描いたときに自然と笑顔になれるまちにしたいという思いを、「warm heart! ふくしのこころ」という言葉に込めてきました。みんなで支え合い、助け合う、ささやかな心遣いが響き渡り、安心して暮らしていけるコミュニティの実現を市民の皆さんと共に目指します。
また、これまで北海道経済をけん引する産業拠点都市として成長してきた本市においても、人口減少と少子高齢化による影響が見込まれ、財政基盤のさらなる強化が求められます。
持続可能な財政運営はもとより、将来も安心して生活できるまちを目指して、ものづくり産業のさらなる展開、臨海ゾーンにおけるロジスティクスの展開、そして臨空ゾーンにおけるIR(カジノを含む統合型リゾート)を含めた国際観光リゾートの展開に向けて戦略的な取り組みを進めます。
苫小牧市長 岩倉 博文(いわくら ひろふみ)

基本政策
1 市民によるまちづくりの推進
地域活動の促進については、町内会との協働の在り方を時代の変化に対応すべく対話を重ねるとともに、町内会活動の活性化につながる支援や活動拠点の整備などを実施します。町内会をまちづくりにおける重要なパートナーとして位置づけ、将来にわたり持続可能な関係づくりを進めます。
市民自治の推進については、市民や関係団体などとまちづくりに関する情報共有を図り、連携を深めていく中で、市民参加と協働によるまちづくりを進めます。
また、まちかどミーティングやまちづくりトークなどの広聴事業を通じ、市民と行政との対話を充実させ、市民の声をまちづくりに生かしていくとともに、市民の声の見える化に取り組みます。
男女平等参画の推進については、市民、民間団体、企業と連携し、女性活躍やワーク・ライフ・バランスなどの推進を図る仕組みづくりを進めます。
また、働きやすい職場環境を目指した企業を表彰するほか、若年層を対象としたDV防止啓発事業などにも取り組み、男女平等参画社会の構築に向けた歩みを進めます。

2 健全な行財政運営の推進
行財政運営については、税収および税外収入の確保に向けた取り組みを進めるとともに、新たに策定した「財政基盤安定化計画Second Stage」に基づき、健全性を確保しつつ、持続可能な財政運営に努め、さらなる基盤強化に取り組みます。
また、「行政改革プラン-NEXT STAGE-」が最終年度を迎えます。仕上げの1年と位置づけ、それぞれの取り組みを加速します。特に、総合窓口の設置および業務の民間委託の取り組みについては、2020年1月の開始に向け、市民ニーズを踏まえつつ、しっかりと準備を進めます。
さらには、将来にわたる健全な行財政運営に向け、時代の変化を的確に捉えた、新たな行政改革プランの策定作業を進めるとともに、改革・改善意欲に満ちあふれた組織風土を醸成するため、R&I(職員改革改善提案制度)の活性化を進めます。

重点施策
1 持続可能なまちに向けた都市機能の強化
●保健予防対策の充実
保健予防対策の充実については、みんなで健幸大作戦!を実施します。
Smart Check:健診・検診の受診 Smart Eat:適切な食生活 Smart Breath:禁煙 Smart Walk:適度な運動 の4つのアクションで、市民、企業市民、各団体の皆さんと一緒に健康を考え、健康を心掛け、健康を実現することを目標として、各種事業を展開します。
さらに、国民健康保険事業において、従来の特定健診や特定保健指導など、身体の疾病予防に加えて、就労者の精神疾病予防事業を新たに実施し、加入者の健康保持増進に努めます。

●防災体制の充実
防災体制の充実については、近年多発している風水害など多様化する災害や北海道胆振東部地震における課題検証を踏まえ、各種計画やマニュアルの見直しを行うとともに、総合防災訓練を通じて市民の防災意識向上と地域防災力強化に努めます。
また、防災行政無線のデジタル化に向け、効果的で最適な情報伝達手段の構築に努め、市民への情報発信強化を図ります。

●まちなかの活性化
まちなかの活性化については、キャップ(まちなか再生総合プロジェクト)プログラムパート3の最終年度として、子育て世代と連携を図り、子ども・子育て世代居場所づくり事業をまちなかで展開するなど、幅広い世代のまちづくり活動への参加を促し、日常的なにぎわいの創出に取り組みます。
また、駅前イルミネーション事業を継続することにより、明るく歩きやすい駅前ゾーンを形成し、市のイメージアップを図るとともに、周辺の商店街などとの連携を深め、まちなかのにぎわい創出につなげます。

2 地域経済をけん引する力強い産業の展開
●企業立地の促進、港湾整備とポートセールスの推進
企業立地の促進については、立地企業のニーズに応じた助成制度の見直しを図ります。
特に食関連産業については、農水産物の付加価値創出に向け、関係企業・団体と連携し、高度な加工技術を有する企業の誘致を推進します。
港湾整備については、国内物流の機能強化と安定性確保のため、複合一貫輸送ターミナルの整備や水産物の流通・生産力強化・高付加価値化に資する屋根付き岸壁の整備を進めます。
また、国際コンテナターミナルにおいて、さらなる国際競争力向上を目指した施設整備を進め、ロジスティクス機能の強化に取り組みます。

●雇用・労働環境の整備・充実
雇用・労働環境の整備・充実については、就職マッチングサイトを開設するとともに、首都圏などで合同就職説明会を開催し、企業の人材確保を支援します。
また、女性や若者などを対象に、就業支援を継続するほか、緊急雇用対策事業を実施し、雇用の創出・確保に努めます。
働きやすい職場づくりの実現に向けては、企業に対して、従業員の定着率向上につながる支援を行います。
さらに、将来を見据えた成長戦略として、IR(カジノを含む統合型リゾート)をはじめとする臨空ゾーンにおける国際観光リゾートの実現にチャレンジし、新規雇用の創出につなげます。

3 地域で活躍する「ひと」を育むまちの形成
●地域福祉の推進
地域福祉の推進については、誰もが住み慣れた場所で、心豊かに安心して暮らせる社会を目指し、福祉、教育などの関係団体や地域の皆さんと連携して課題の早期発見・解決に取り組み、共に支え合い、助け合える地域づくりを進めます。
4月には、子ども家庭総合支援拠点を市役所本庁舎内に設置するとともに、今後、開設が予定されている室蘭児童相談所分室と緊密に連携した相談・支援が行えるよう、両機能を有する児童相談複合施設の整備を進め、児童虐待を含む児童相談体制のさらなる強化を図ります。

●子育て支援の充実
子育て支援の充実については、みその・しみず保育園の統合のほか、認定こども園への移行や老朽化解消のための施設整備を実施し、待機児童の早期解消と質の高い特定教育・保育環境の充実に取り組みます。
また、多子世帯への保育料無償化の継続や、8月から乳幼児等医療費助成制度における入院の対象を中学生まで拡大するほか、産婦健康診査の費用助成を開始するなど、子育て世帯の経済的負担の軽減を図ります。
ひとり親家庭の自立促進に向けては、母子家庭等自立支援給付金支給事業の制度拡充などを通じて、仕事と子育ての両立をサポートし、生活の安定と子どもの健やかな成長につなげます。

●市民スポーツの推進
市民スポーツの推進については、はつらつママさんバレーボール事業を実施し、元日本代表選手と地元ママさんチームの親善試合などを行います。
また、パラスポーツの体験会を開催するなど、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)・東京2020パラリンピック競技大会に向けて、市民の機運を高めます。
さらに、緑ケ丘公園サッカー場の夜間照明設備の新設工事を進めるなど、利便性の向上を図り、スポーツによる活気あるまちづくりを促進します。

主要施策
1 共に支え合い健やかに暮らすまち
2 明日を拓く力みなぎる産業のまち
3 学ぶ喜びがあふれる文化の薫るまち
4 自然と環境にやさしいまち
5 安全・安心で快適に暮らすまち

以上の5つのまちづくりの目標に沿って施策を進めます。

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教育行政執行方針
詳細 教育部総務企画課 電話32-6739
苫小牧市教育委員会は、「未来の社会をつくるひとづくり」という本市教育の基本理念に基づき、教育の一層の振興と充実に向けて、教育行政を推進してまいります。
教育長 五十嵐 充(いがらし みつる)

一人一人のニーズに応じた確かな学力をはぐくむ教育活動の充実
1 学ぶ意欲の向上と望ましい学習環境の定着
15歳の目指す子ども像を中学校区で共有し、連携・一貫した教育を推進する苫小牧オールナインの考え方に基づき、学校教育力向上エリア会議の取り組みを充実させるとともに、ICT教育環境の整備や読書教育を推進します。

2 確かな学力の定着を目指した学習指導の充実
小学校外国語の教科化に向けた指導内容の充実を図るとともに、プログラミング教育などの新たに取り組む指導内容についての研修講座を実施します。

3 特別支援教育の福祉との連携強化、環境整備
特別支援教育支援員の適正配置や、通級による指導の充実により環境を整備し、個別の支援計画を活用した福祉機関と学校との連携を進めます。また、特別支援学校の設置について、引き続き既存施設の活用も含め、道教委に要請します。

豊かな人間性と健康な体の育成
1 道徳教育の推進
市教育研究所に設置する道徳研究委員会において資料提供や授業公開などを行うとともに、こころの授業の実施により、子どもたちが心と命について自ら気付くような指導の充実に努めます。

2 望ましい生活習慣の確立・体力の向上
苫小牧市PTA連合会と協働で策定した「情報機器 利用の約束」の啓発を進めるとともに、体力向上アクションプランにより、全ての学校で子どもたちが目標を持って積極的に運動するよう取り組みを進めます。

3 いじめや不登校の未然防止、早期発見・対応と機関連携の強化
いじめの予防と適切な対処を図るための組織づくりを進め、第7回いじめ問題子どもサミットを開催するほか、不登校問題については予防的対策と解決的対策に取り組み、福祉などの関係機関との連携を強化します。

4 健康の保持増進に向けた取組の推進
小・中学校に給食用非常食を配備するとともに、老朽化した第2学校給食共同調理場の改築に向けた取り組みを進めます。また、フッ化物洗口の実施などによる予防事業を継続して実施します。

学校・家庭・地域社会が連携した信頼される学校づくりの推進
1 教職員の資質能力の向上
市教育研究所において、各種研修講座・夜間講座を開催するほか、学力や体力向上などの教育先進地を視察し、その結果を授業改善委員会で活用します。

2 社会に開かれた教育課程の推進
コミュニティ・スクールのモデル地区を拡大し、家庭・地域住民が学校経営に参画しながら協働で子どもたちを育てていく体制構築を進めます。

3 安全安心な施設環境整備と新たな教育に対応した学びの環境づくりの推進
学校施設の耐震化や老朽化対策のほか、就学援助制度の周知徹底に努め、多子世帯への給食費支援制度についても検討を進めます。また、校務支援システムの利活用による教員業務の効率化を進め、特別支援教育支援員などの専門的職員の配置による組織力向上を図ります。

4 幼稚園、保育園、小・中学校間の連携の推進
苫小牧市学校教育力向上エリア会議を中核として、幼児期から中学校卒業まで連続した支援などを進められるよう取り組みを進めます。

家庭・地域で子どもを育てる環境づくりの推進
1 家庭教育に関する情報発信の充実
家庭教育情報紙「ほ・む・す・く」や苫小牧市小・中学校保護者向け一斉メール配信システムを活用し、さまざまな情報提供を行います。

2 家庭の教育力の向上を目指した研修機会の拡充
「情報機器 利用の約束」の周知・普及を図るとともに、各学校において子育ての悩みや課題に関する学習会などを開催します。

3 地域における安全・安心・防犯のネットワークづくり
学校、保護者、地域および関係機関が連携して登下校の交通安全指導や防犯対策などの取り組みを進めるとともに、北海道胆振東部地震を踏まえて学校防災対応マニュアルの改訂を行います。

4 幼児教育の推進への連携の強化
幼稚園などとの引き継ぎが円滑に行われるよう効果的な連携の在り方について検討するとともに、特別な支援を必要とする幼児についての幼稚園等訪問事業を継続し、幼稚園などと学校との情報共有を進めます。

郷土の良さを生かした潤いのある生涯学習の推進
1 地域や市民と密着した協働体制の充実
市民および地域団体の活動状況や学習ニーズを把握し、出前講座やアーティストバンクなどによる支援に努めるとともに、地域コミュニティの醸成や、学んだ成果を地域で有効に生かすネットワークづくりに努めます。

2 生涯学習の環境整備と充実
赤ちゃん、絵本のとびら事業やナナカマド教室などの事業を継続実施するとともに、新たに策定した「第四次子どもの読書活動推進計画」に基づき読書環境を整備するなど、いつでも、どこでも、だれでも学ぶことのできる環境づくりに努めます。

3 豊かな心や生きがいを育てる地域コミュニティ形成の促進
アウトリーチ事業や文化芸術振興助成事業などによる活動の支援のほか、PMFオーケストラ演奏会や札響親子しおさいコンサートなどの継続実施、(仮称)樽前アートスクールの開催などにより、一流の文化芸術に触れる機会の充実に努めます。


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平成31年度の予算が決まりました
詳細 財政課 電話32-6212

今年度の予算は、「快適都市を目指して~笑顔あふれるふくしのまちづくり~」の視点から、市民の皆さまの健康、経済・雇用対策、子育てや子どもたちの安心・安全に関わる学校の耐震化などを中心に予算編成を行いました。
市政方針の重点施策と主要施策の内容に沿って、主な事業の予算額と内容をお知らせします。

重点施策の予算

保健予防対策の充実
●みんなで健幸大作戦!
健康寿命をのばそう!をスローガンに、市民参加の健康づくりイベントなどを実施 500万円
●受動喫煙防止対策事業
受動喫煙・がん予防フォーラムの開催や民間施設の分煙設備整備に対する補助など 228万円
●就労者の精神疾病予防事業(国民健康保険事業)
セルフストレスチェックを実施 85万円

防災体制の充実
●総合防災訓練事業
地域・防災関係機関と連携し、総合的な防災訓練を実施 107万円
●防災行政無線整備事業
防災行政無線のデジタル化に向けての設計を実施 1,719万円

まちなかの活性化
●まちなか再生総合プロジェクト事業
まちなかイベントの開催支援、子ども・子育て居場所づくり支援事業、まちなか居住支援事業など 2,513万円
●駅前イルミネーション事業
苫小牧駅前広場においてイルミネーション事業を実施 1,100万円

企業立地の促進、港湾整備とポートセールスの推進
●企業立地振興条例助成
地域資源の活用など戦略的な誘致活動の展開と立地企業への支援 1億582万円
●立地企業サポート事業
企業の職場環境改善に係る補助および展示会・合同就職説明会などの出展に対する補助 5,958万円
●港管理組合負担金
岸壁・道路改良整備、用地造成など 9億621万円

雇用・労働環境の整備・充実
●採用力・魅力創造支援事業
働きやすい職場づくりの支援、市内外の求職者に地元企業の魅力や求人情報を広く周知 2,454万円
●就業支援事業
若者や女性らの活躍促進、雇用機会の創出を支援 5,512万円
●緊急雇用対策事業(市単独)
市単独での雇用対策として、短期の雇用・就労機会を創出 4,570万円

地域福祉の推進
●生活困窮者自立支援事業
生活困窮者の自立支援を実施 2,670万円 
●児童相談複合施設整備事業
子ども家庭総合支援拠点と北海道室蘭児童相談所分室が一体化した児童相談複合施設の実施設計 2,384万円

子育て支援の充実
●みその・しみず保育園建替事業
老朽化した園舎の統合に向けた整地工事 1,740万円
●医療費助成拡大 中学生入院
中学生に対する入院医療費の一部を助成 558万円
●産婦健康診査事業
産婦の体調や育児不安を把握する健康診査を実施 651万円

市民スポーツの推進
●はつらつママさんバレー開催事業
元オリンピック選手らのドリームチームとママさんチームの親善試合などを実施 40万円
●障がい者スポーツ振興事業
スポーツレクリエーション教室やパラスポーツ体験会の実施など 21万円
●スポーツ合宿等助成
合宿に要する経費の一部を補助 750万円
●緑ケ丘公園サッカー場改修事業
サッカー場の照明設備の設置に係る改修工事など 9,050万円

主要施策の予算

共に支え合い健やかに暮らすまち
●医療機械器具整備事業(市立病院事業)
手術支援ロボットなどの高度医療需要に対応した医療機器の整備 3億500万円
●学資金貸与事業(市立病院事業)
看護師、助産師および薬剤師の安定確保のため、就学者に学資金を貸与 4,200万円
●介護職員就業支援事業
介護分野の人材の確保・定着を目指し、職場実習やマッチング、資格取得支援などを実施 1,727万円

明日を拓く力みなぎる産業のまち
●とまなか産業発展・創出事業
苫小牧高専と協働で中小企業の技術相談窓口を運営 380万円
●地方創生地域コミュニティ活性化支援事業
本市限定の地域共通ポイント「とまチョップポイント」を活用し、地域経済の活性化などを促進 3,362万円
●観光振興ビジョン推進事業
観光事業者への支援や観光客の誘致促進、観光情報の発信など 1,200万円
●中小企業振興事業
創業サポート事業、中小企業支援ポータルサイトの構築など 686万円

学ぶ喜びがあふれる文化の薫るまち
●緑小学校改築事業
老朽化した校舎・屋内運動場の改築工事および旧校舎の解体工事など 15億3,776万円
●苫小牧東小学校及び苫小牧東中学校改築事業
老朽化した校舎・屋内運動場の改築工事など 19億5,697万円 
●啓北中学校校舎・屋内体育館改築事業
老朽化した校舎の大規模改造工事など 6億7,281万円
●小中学校トイレ洋式化事業
小学校5校、中学校3校の和式便器の洋式化 1億4,629万円
●学習用ICT環境整備事業
新学習指導要領に向けたタブレット機器などのICT環境の整備 5,653万円
●市民ホール整備事業
民間活力の導入に際しての課題整理など 190万円
●苫小牧市・八戸市交流連携事業
スポーツ、観光、物流・港湾の分野を軸に両市の連携を推進 200万円

自然と環境にやさしいまち
●航空機騒音常時監視システム整備事業
老朽化したシステムの更新および西部地区に騒音測定局を新設 4,145万円
●霊園改修等事業
階段補修工事、老朽化した休憩所の撤去工事 250万円
●沼ノ端第2埋立処分場整備事業
沼ノ端第2埋立処分場の造成工事 5億7,380万円

安全・安心で快適に暮らすまち
●上水道の整備(水道事業)
配水管新設・改良工事、検満量水器取替工事など 17億2,764万円 
●下水道の整備(下水道事業)
管渠整備、施設の長寿命化対策など 16億136万円
●住宅建設事業
日新団地建て替えに係る工事など 10億2,776万円
●空家等対策推進事業
解体費用の一部を助成など 303万円
●道路整備事業
幹線道路や生活道路の整備 17億1,990万円
●除雪作業車管理システム事業
除雪作業の効率化・経費削減のためのシステム導入 945万円
●ふゆトピア・フェア事業
当該イベントに係る開催経費 230万円
●日新出張所庁舎建替事業
消防署日新出張所建替工事など 8億1,410万円

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今年度の予算の特徴

政策主導型予算編成の継続と財政基盤の強化
財政の健全性を確保しながら、限られた財源の有効活用によって、「笑顔あふれるふくしのまちづくり」を推進する施策を中心に予算編成を行いました。

一般会計は3.1%の増、特別会計は0.2%の減、企業会計は0.2%の増
今年度の一般会計の予算は799億5千500万円で、前年度より24億2千800万円の増額となりました。
特別会計予算は、322億1千167万円で、前年度より7千469万円の減額となりました。これは、国民健康保険事業の国民健康保険事業費納付金などが減額となること、また、霊園事業が前年度末をもって会計を閉鎖し、一般会計に移行することなどによるものです。
企業会計の予算は、219億3千790万円で、前年度より4千360万円の増額となりました。これは、水道事業で量水器施設事業などが増額になること、また、市立病院事業で医局棟増築事業などが増額になることなどによるものです。

平成31年度予算 1‚341億457万円
一般会計 31年度予算額 79,955,000,000円 30年度予算額 77,527,000,000円 比較増減 2,428,000,000円 増減率 3.1%
特別会計
国民健康保険事業 31年度予算額 16,224,548,000円 30年度予算額 16,407,579,000円 比較増減 △183,031,000円 増減率 △1.1%
霊園事業 31年度予算額 (閉鎖) 30年度予算額 29,973,000円 比較増減 △29,973,000円 増減率 △100.0% 
介護保険事業 31年度予算額 13,762,860,000円 30年度予算額 13,647,952,000円 比較増減 114,908,000円 増減率 0.8%
後期高齢者医療 31年度予算額 2,224,266,000円 30年度予算額 2,200,859,000円 比較増減 23,407,000円 増減率 1.1%
計 31年度予算額 32,211,674,000円 30年度予算額 32,286,363,000円 比較増減 △74,689,000円 増減率 △0.2%
企業会計
水道事業 31年度予算額 4,461,749,000円 30年度予算額 4,293,649,000円 比較増減 168,100,000円 増減率 3.9%
下水道事業 31年度予算額 5,575,217,000円 30年度予算額 6,196,041,000円 比較増減 △620,824,000円 増減率 △10.0%
市立病院事業 31年度予算額 11,725,805,000円 30年度予算額 11,254,003,000円 比較増減 471,802,000円 増減率 4.2%
公設地方卸売市場事業 31年度予算額 175,124,000円 30年度予算額 150,598,000円 比較増減 24,526,000円 増減率 16.3%
計 31年度予算額 21,937,895,000円 30年度予算額 21,894,291,000円 比較増減 43,604,000円 増減率 0.2%
合計 31年度予算額 134,104,569,000円 30年度予算額 131,707,654,000円 比較増減 2,396,915,000円 増減率 1.8%


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一般会計の歳入と歳出の特徴

歳入

市税は750万円の減
歳入の根幹である市税は、前年度予算額274億4千357万円に対し、今年度予算額が274億3千607万円となり、750万円の減額となりました。
これは、前年度より市民税が約4千875万円の減額、固定資産税が1億4千480万円の増額、市たばこ税が1億5千860万円の減額となることなどを見込んでいます。
市税の収納率については滞納整理など積極的に取り組み、平成29年度は96.4%と前年度を上回っており、今後も収納体制の強化に努めさらなる収納率の向上を目指します。

市債は12億6千80万円の増
主に建設事業を行うために借り入れる市債は、世代間負担の公平性の確保とともに大型事業実施の当面の財源として有効な手段です。ただし、市債の返済金である公債費の増加は、財政硬直化の要因となるため、慎重な判断が必要となります。
苫小牧東小学校及び苫小牧東中学校改築工事などにより、前年度に比べ12億6千80万円の増額となりました。
平成31年度末の市債残高は、前年度から約22億151万円増額の約883億9千383万円を見込んでいます。

歳出

人件費は約4.6%の増
市職員の給与、退職金、議員や委員の報酬などの経費である人件費は、退職者数の増などにより前年度比約4.6%増の約4億3千924万円増額となりました。

扶助費は約1.8%の増
高齢者・児童・生活困窮者などを援助するための経費である扶助費は、保育所費の増などにより、前年度比約1.8%増の約4億2千822万円増額となりました。

公債費は約1.5%の減
施設建設などのために借り入れた市債を返済する経費である公債費は、市債発行額の適正管理を図ってきました。償還金利子の金利低下などの影響で、前年度比約1.5%減の約1億958万円減額となりました。

普通建設事業費は約10.0%の増
学校、道路、公園などの整備を行うための経費である普通建設事業費は、全体として前年度比約10.0%増の約11億1千698万円の増額となりました。これは苫小牧東小学校及び苫小牧東中学校改築事業や緑小学校改築事業などの大型事業費が増加したことによるものです。

ネーミングライツによる広告収入について
平成31年度予算額 16,200,000円
施設名 白鳥アリーナ 愛称 白鳥王子アイスアリーナ
施設名 緑ケ丘野球場 愛称 とましんスタジアム
施設名 市民文化公園 愛称 出光カルチャーパーク
施設名 沼ノ端スケートセンター 愛称 ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ
施設名 日新温水プール 愛称 アブロス日新温水プール
施設名 沼ノ端スポーツセンター 愛称 アブロス沼ノ端スポーツセンター

今後も予算の効率的・効果的な執行に努め、財政の健全性を確保しながら、さまざまな課題に対応できる持続可能な財政運営を目指していきます。

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