ここからメインメニュー

メインメニューここまで

展覧会案内

ここから本文です。

現在位置

特集展示「北川豊の静物画 -生命(いのち)充ちるところ」(2018年12月8日~2019年3月3日)


 1948年に旧・苫小牧町で生まれた北川豊は、19歳のときに遠藤ミマンが講師を務める成人学校の油彩教室に参加し、初めて絵筆をとりました。以来遠藤ミマンの指導を受けながら制作にのめりこみ、22歳で独立展初入選を果たします。その後も全道展などを中心に作品を発表し、安井賞に入選するなど今後の活躍が期待されましたが、急性白血病により34歳で早逝しました。彼の作品にしばしばみられる重苦しく沈鬱とした雰囲気漂う人物の描写や、部分により異なる表情を見せる画面の質感、暗さの奥から浮かび上がる鮮やかな色彩からは、自らの生や孤独感の横溢に対する苦悶、油彩という技法に対する飽くなき探究心がにじみでているように思われます。公募展において将来を期待された作品群の多くは人物を描いた大作でしたが、本展ではこれまで紹介される機会の少なかった身の回りの道具や花など静物画を中心にご紹介いたします。


開催期間 2018年12月8日(土)~2019年3月3日(日)
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
会  場 苫小牧市美術博物館 第3展示室

休館日  月曜日、12月29日(土)~1月3日(日)
     ただし12月24日・1月14日・2月11日は開館(翌日休館)

観覧料  一般300円(240円) 高大生200円(140円) 中学生以下無料
     ※( )内は10名以上の団体料金です。
     ※免除規定がありますのでお問い合わせください。
     ※年間観覧券でもご覧いただけます。
     ※あわせて企画展示(12/15~)、中庭展示、常設展示も観覧できます。
     ※2月24日(日)は無料開館日です。


主な出品作品

北川豊《スイカと鳥籠》1978年、当館蔵

北川豊《壁の花》1970年、当館蔵
 

北川豊《ランプ・花・虫篭》1972年、個人蔵


北川豊《題不明》1970年代後半、当館蔵 

 

会期中のイベント


特集展示「北川豊の静物画」絵画鑑賞会

共催:苫小牧市美術館友の会
日時:2019年2月10日(日)13:30~15:00
申込:不要(直接会場へお越しください)
料金:無料(ただし、当日有効の観覧券が必要)

苫小牧市美術館友の会の研修会の一環として実施しますが、どなたでもご参加いただけます。温かいお飲み物もご用意しています。
 

同時期開催


企画展「美々鹿肉缶詰工場展 よみがえるまぼろしの工場」
2018年12月15日(土)~2019年3月3日(日)

中庭展示+ 藤沢レオ Still Living After「柱の研究」
2018年12月8日(土)~2019年3月3日(日)

 

お問い合わせ

苫小牧市美術博物館
電話:0144-35-2550
フォームからのお問い合わせ(リンク)

本文ここまで

  • 前のページに戻る
  • ページの先頭へ戻る

ここからフッターメニュー

フッターメニューの文章は、リードスピーカーにより読み上げされません