●苫小牧市科学センター
2階展示物

2階展示物の一部をご紹介します。

地球の動きと季節

四季による地球の公転位置と太陽光の当たり方を学ぶことができます。
大型星座早見盤

苫小牧で見ることのできる四季の星座を探すことができます。
反射望遠鏡

大正から昭和初期にかけて、反射望遠鏡制作の名人といわれ、反射鏡研磨の草分けとして活躍した、故・中村要氏が作製した望遠鏡です。中村氏は公の評価は与えられていませんが、 29歳で亡くなるまでの10年余に、火星観測、彗星および小惑星の発見などで海外の研究者からも評価を得る業績を残し、わが国での天体観測の普及にも貢献しました。中村氏が制作した望遠鏡は4台北海道に持ち込まれましたが、現在その所在が確認されているのは、札幌同好会より苫小牧に寄贈された88mm反射望遠鏡1台と長万部在住の中兼正次氏が所有している15cm反射鏡の計2台だけです。
鉄隕石

アフリカのグレートナマカランドのギベオン隕石孔で採掘されたものです。
天文(星・惑星)

太陽系の惑星を4億2000万分の1で表しました。各惑星の位置順とおよその大きさを比較することができます。
真空実験

真空時の落下や音の伝わり方などを知ることができます。宇宙は真空状態です。空気がある状態と真空の状態での物体の落下速度の実験を体験できます。金属とスポンジの落下スピードに注目です。
電動ジャイロ

宇宙での姿勢制御に欠かせない技術がジャイロです。どのような原理なのかハンドルを操作して体験することができます。回転する円盤は、その回転している軸の向きを保とうとする性質があります。そのため、回転している円盤の軸の向きを変えようとする力が働くと、その力に反発する力が生まれます。このような性質は「ジャイロ効果」と呼ばれ、ハンドルを傾けると円盤の軸に反発する力が生まれ、装置が回り始めます。ジャイロの動きが良くわかるのが自転車です。自転車はこぎ始めると安定して倒れにくくなりますが、これは車輪が軸の方向を保とうとする力を働かせるからです。
宇宙開発の歴史

1920年代からはじまる宇宙開発の歴史について展示しています。アメリカ・旧ソ連・日本など、各国が打ち上げたロケットについても学ぶことができます。
スペースシャトル模型

シャープの社員がアメリカのNASAまで行き、実物のスペースシャトル「コロンビア」を計測して16分の1の精巧な模型を作製しました。
軌道表示装置

スペースシャトルの宇宙飛行士たちが、自分の飛んでいる位置やどのような軌道で飛ぶのかを知る超小型コンピューターです。これはスペースシャトル「コロンビア」で実際に使われたもので、軌道や計算結果を映し出す薄幕ELパネルは、シャープが世界で初めて実用化したものです。従来のブラウン管方式のディスプレー装置に比べ、厚さわずか3.4mmの薄い平面型で場所をとらず、宇宙空間での激しい気圧の変化にも耐えることができ、鮮明で安定した画面であるのが特徴です。アメリカのNASAに3台が保管されており、大変貴重なものです。
鏡の部屋

凹面鏡や凸面鏡、4面の鏡の部屋です。中に入ると光の反射によって自分の姿がたくさん映ります。鏡の種類によって、さまざまな像ができるわけを考えてみましょう。
じれったい手

右手と左手が同じ距離のところで輪をつかんでください。次に鏡に映った右手を見ながら右手を動かしてみましょう。すると、動かしていない左手が動いているように感じます。鏡による視覚の錯覚を起こし、一方の手が映ったものを両手として見ていたのです。
まぼろしの花

実際に花が見える場所に手を伸ばしても触れることのできない、まぼろしの花です。光の性質は、均質な板ガラスや空気、水などの中は直進して、質の異なる物質の中に入ると屈折する性質があります。凹面鏡は、真ん中がへこんでいて、光を集めたり、像を作ったり、拡大して見せる性質があり、物を側に置くと大きく映り、離すと逆さまに映ります。
色と光

赤、青、緑色のライトを合成すると何色になるでしょうか。また、赤、青、黄色で描かれた絵に同色のライトを当てるとどうなるか、光の三原色について学びます。
不思議な部屋

脳が距離を錯覚して大きさの錯視が生じる不思議な部屋です。
2人で1人

鏡をはさんで向き合った二人の顔が見えなくなったり、合成されて映し出されたり不思議な現象が起こります。台の中央にある鏡がハーフミラーになっていて、上から当てられた光の量を調節することにより、二人の顔が同一に画面に合成されます。まったく別人の顔の出現に驚き、そのユーモラスな顔に笑いが起こります。
ボールが坂をのぼる!?

私たちは主に見ることを中心に、触る、聴く、嗅ぐ、味わうことによって物事を判断しています。しかし、時に思い込みや心の動きによって間違った判断をすることがあり、その代表例として錯覚の世界があります。このびっくりハウスでは、目の錯覚を利用して、あたかもボールが坂を登っていくように見えるでしょう。
プラキシノスコープ

1877年にフランスの発明家エミル・レイノーが発明した装置です。回転する筒の内側に描かれた連続する絵が、中央の筒に張り付けられた鏡に映り動いているように見えます。
ファンタスコープ

1832年ベルギーの科学者ジョゼフ・プラトーが発明しました。縁に連続した絵を描いた円盤と細い隙間の入った円盤を回転させることによって、絵が動いているように見えます。
のぞいてみよう

大型の万華鏡をのぞき込むと相手の顔がいくつも見えます。
無限トンネル

穴から中をのぞくと光のトンネルが無限に続いて見えます。
やってみよう

円盤を回転させ、模様を眺めてみましょう。白黒の円盤の中に色が浮かびあがって見えたり、虹色の円盤の中心から色が消えたり、止まっている絵が動き出して見えたりします。いずれも、目の錯覚によって起こります。
地震の実験

震度4から5まで体験でき、地震震度と人体の感じ方との関係を体験できます。家の中にいても地震が起こったとき、どれほどの揺れかわかりますか?震度の感じ方はその時にいる場所や条件によって違います。震度4、5はだいたいどのくらいか体で感じ取ってください。
滑車と仕事

定滑車を利用して重りを持ち上げると、ひもを引く方向が変わるだけで、引く力と距離は変わらない。動滑車を用いるとひもを引く方向は変わり、距離も倍になりますが、通常の半分の力で重りを持ち上げることができます。引く力と引く距離の関係がわかります。
ピンスクリーン

たくさんのピンによって作られたスクリーンの下に手を当て、持ち上げたり滑らせたりして感触を楽しんだり、あらわれる独特の模様やその動きを見て遊びましょう。
木工パズル

職員やボランティアの方が自作した幼児向け各種木のおもちゃで自由に遊べるコーナーです。木のぬくもりが感じるパズルを手を動かして解くことで想像力を養います。
まんげきょう

ふたつの大きなまんげきょうと、2人でお互いの顔に明かりを当てながらのぞいて楽しむまんげきょうがあります。まんげきょうをまわして楽しみましょう。
楕円ビリヤード

片方の球を打つと必ず片方のたまに当たります。
ころころリング

たてに連なったリングが落ちるように見えますが、実際には落ちていません。
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