本日をもって令和4年度が終わり、明日から令和5年度が始まります。明日からまた新たな泉野小の歴史が紡がれていきます。アフターコロナの教育活動が進むことが期待され、子どもたちもより一層明るい気持ちで新年度のスタートを切ることができるのではないかと思います。子どもたち一人一人が、どんな活躍を見せてくれるのか、楽しみで仕方がありません。
令和4年度の終わりと同時に、私の泉野小学校・校長としての任期も終了となります。コロナ禍の3年間、様々な制約下での教育推進となりましたが、子どもたちの笑顔と優しい心にあふれた学校生活の中、学びを止めることなく、一人一人に確かな力を育むことができたこと。そして、その子どもたちを真ん中に、成長を支え伸ばす教職員、保護者・地域の皆様の笑顔と幸せが広がる、そんな素敵な心の学校をファミリー泉野で築き上げてこられたことを、嬉しく、幸せに、そして誇らしく思っております。これもひとえに、本校の経営方針に理解を示し、いついかなるときもあたたかいご支援・ご協力をいただいた皆々様のおかげです。ありがとうございました。
子どもたちと共に学び、遊び、教職員と共に情熱を注いで泉野小教育を創り、保護者の皆様と一緒に子どもたちの成長を支え、見守ることができた一日一日が、私にとって大切な宝物です(保護者として幼なじみやかつての教え子と再会できたこと、かつて同じ学校でお世話になった校長先生に「心の授業」の講師を引き受けていただいたことも、かけがえのない思い出となりました)。
泉野小学校で素晴らしい3年間を過ごさせていただいたこと、感謝の思いでいっぱいです。本当に、本当にありがとうございました。これからも、泉野小の子どもたち、教職員、保護者・地域の皆々様のご活躍とご多幸を、そして泉野小の益々の発展をお祈りしております。
3年間、本当にお世話になりました。どうぞ、お元気で。
苫小牧市立泉野小学校
校長 東 峰 秀 樹
○校長室から失礼します vol.114(通算299)「令和4年度修了」(3月24日)
本日、令和4年度の修了式が行われました。全校児童が一堂に会しての式の開催は3年ぶり。全校児童が歌う校歌が体育館に響き渡るのを聞き、胸が熱くなりました。
1年間の頑張りの証である修了証書を受け取る代表児童、それを見守る仲間たち…。どの子も達成感に満ちた、誇らしげな表情で式に臨んでいます。
校長講話では、新年度に頑張ってほしいこととして、次のことを子どもたちに伝えました。
◇1年生の皆さん。4月からは、お兄さん・お姉さんになります。新1年生が困っていたら、泣いていたら…手を
差し伸べてあげてください。新1年生が安心して元気に通えるよう、皆さんの優しい手・声、そして笑顔で背中
を押してあげてくださいね。頼みましたよ。
◇2年生の皆さん。4月からは教室が2階になります。社会や理科、総合や外国語活動など初めての勉強も始まり
ます。一つ一つ楽しみながらチャレンジして、多くの発見をしてください。皆で、新しい景色を見てほしいと
願っています。
◇3年生の皆さん。児童会やクラブなど5年生や6年生の皆さんと共に行う取組が始まります。先輩に遠慮するこ
となく、自分らしさを発揮しながら生き生きと、のびのびと活動してください。その経験が、素晴らしい5年生
へ、そして最高学年へ導いてくれます。
◇4年生の皆さん。5年生、いよいよ高学年です。皆さんへのお願いは、ぜひ6年生の皆さんに刺激を与える存在
になってほしいのです。先輩に刺激を与えるとはどういうことか?4月から実践できるよう、ぜひ、この春休み
中に考えておいてください。皆さんなら、できます。
◇5年生の皆さん。先ほど素敵な姿を紹介しました。意識の高さ、さすがです。一つ、皆さんにも宿題を出しま
す。よく「6年生はその学校の顔である」と言われます。「泉野小の顔」にふさわしい6年生の姿ってどのよう
なものでしょう?是非、始業式当日に考えを交流してみてください。
それぞれの学年の児童が力強い返事で応えてくれます。頼もしいその姿に、新学年への意欲とやる気の高まりを感じ、とても嬉しくなりました。
心の学校・泉野小の素敵な子どもたち。令和5年度、さらに飛躍してくれることを期待しています。
保護者の皆様、地域の皆様。今年度も、本校教育への温かいご理解とご協力、ご支援を賜り、誠にありがとうございました。お陰様をもちまして、恙なく予定していた教育活動を終えるとともに、大きな成果を生み、子どもたちの成長に繋げることができました。次年度、新生・泉野小のスタートとなりますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



○校長室から失礼します vol.113(通算298)「最後の楽しい思い出」(3月24日)
今朝、4年2組の男子児童から、お楽しみ会の招待状をいただきました。離任式後に行われた会、私にとっても子どもたちとの最後の思い出を作ることができた貴重なひとときとなりました。
楽しいゲームの数々に、子どもたちの笑顔、笑顔、笑顔が教室にあふれます。5年生になったらクラス替えがありますが、担任の先生、そしてクラスの仲間と過ごした2年間の楽しい思い出を原動力に、また素敵な学級を築き、素晴らしい高学年として活躍してくれることでしょう。
4年2組の皆さん、招待してくれてありがとう。5年生での活躍、期待しています。


○校長室から失礼します vol.112(通算297)「できるようになったよ!」(3月24日)
昨日の4校時、1年生の生活科「できるようになったこと発表会」を参観してきました。この1年間で上達したこと、得意になったこと等々、子どもたちは自信をもって発表していきます。
国語の教科書に掲載されている物語の音読、けん玉にヨーヨー、長縄に短縄。また、歌唱やオルガン演奏、マット運動にサッカー、お手玉と発表は多彩。また日常生活で車椅子を使用している支援学級在籍児童は歩行の様子を披露しました。「お~。」「すごい!」「大丈夫、○○ちゃんならできる。頑張って!」といった、仲間の頑張りを称賛する声、チャレンジを応援する声、そして心を込めた拍手…。互いのよさを認め合い、成長を喜び合う、心がほっこりとする素敵な発表会となりました。
個々の、そして集団としての成長を感じ、2年生への期待が大きく膨らんだひとときでした。1年生の皆さん、1年間本当によく頑張りました。2年生になっても頑張ってね!
○校長室から失礼します vol.111(通算296)「全国の舞台でも、頑張れ!」(3月23日)
昨日の放課後、25日(土)から鹿児島県で行われる「第20回全国ホープス選抜卓球大会」に出場する3年生児童が校長室を訪れてくれました。本日出発するという児童に一足先に修了証書を手渡し、インタビューをしてみると…。今回は団体戦に出場。チーム構成は各学年の代表から成るとのことで、なんと児童は北海道3年生の代表ということになります(すごい!)。
目標を尋ねると「優勝です!」と力強く語ってくれました。好成績を収め、また報告に来てくれることを楽しみに待っていますよ。頑張ってね!気を付けて、行ってらっしゃい!
○校長室から失礼します vol.110(通算295)「4年生でも頑張ろう!」(3月22日)
本日2校時に3年1組のお楽しみ会が行われました。1週間ほど前からご招待をいただいておりましたので、楽しみに教室に向かいました。
司会進行、企画内容、教室装飾…等々、どれもしっかりと準備されており、自分たちで創り上げ、楽しもうとする姿に大きな成長を感じました。手品にダンス、リコーダーやピアノ演奏、工夫を凝らしたお店屋さんの数々、そして4年生で頑張りたいことの発表と、充実のラインナップに子どもたちの笑顔と歓声が広がります。今年1年の頑張りを称え合い、来年もまた頑張ろうとの気持ちを高め合う、とても素敵な会。その根底には、仲間を大事に思い合う優しさ、心の温もりがあります。最後は子どもたちからのお手紙プレゼントもあり、心ポカポカで教室を後にしました。
3年1組の皆さん、楽しく素敵な会への招待、そしてお手紙のプレゼント、本当にありがとうございました。4年生での頑張り・活躍も期待しています!
○校長室から失礼します vol.109(通算294)「泉野っ子の活躍紹介」(3月20日)
先日、卓球の少年団に所属している3年生児童が「第1回小学生オープン旭川大会」の男子3年生以下シングルの部で2位に入賞し、賞状を見せに校長室を訪れてくれました。
今年度は数々の大会で好成績を収め、嬉しそうな表情でたくさん報告に来てくれました。4年生でも、ますますの活躍を期待していますよ。頑張ってね!

○校長室から失礼します vol.108(通算293)「巣立ちのとき」(3月20日)
17日(金)、ご来賓並びに保護者の皆様のご臨席の下、第38回卒業証書授与式が行われました。当日は、6年生の門出を祝うかのような澄み切った青空が広がり、在校生と教職員の6年生への温かいエールと保護者の皆様の喜び、そして6年生の感謝と今後への意欲・希望、それらの気持ちが幾重にも重なる温かな空気感が会場を満たし、とても素敵な卒業式となりました。
今年の6年生は、背中で語り、下級生を導いてくれる、安心感のある頼もしい子どもたちでした。心の学校で磨き高めた心と人間力で、なりたい自分・ありたい自分に向かって、力強く歩みを進め、活躍してくれるものと期待しています(後日発行の学校だより巻頭言にて、式当日に卒業生に贈った言葉を詳しく紹介させていただきます)。
コロナ禍3年目。今年は、「6年生を送る会」から「卒業式」まで、従来に近い形で実施することができ、ホッとしているところです。令和4年度も残すところ4日(登校日数)。5年生をはじめとする在校生が、6年生から託されたバトンを胸に、「心の学校・泉野小を継承し、発展させていくのは自分たちだ!」との思いを強くし、新年度を迎えられるよう、最後まで充実した毎日を過ごさせたいと考えています。
改めまして、6年生の皆さん、そして保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。
○校長室から失礼します vol.107(通算292)「卒業記念道徳」(3月16日)
14日(火)の3~4校時、6年生に卒業道徳を行いました。本校に赴任してから3年間、卒業を控えたこの時期に実施しています。テーマは「親への敬愛と感謝」。小学校卒業という人生の節目の一つを迎える子どもたちに、これまで育てていただいたご両親はじめご家族の方々への感謝の思いを新たにしてほしい、その思いを胸に刻み最高の卒業式にしてほしい…授業には私の願いが込められています。
教材は、親が子を想う2つのエピソード。自らの命の危険を顧みず我が子の命を救った父親の話と、亡くなった娘との約束を果たすためディズニーランドのレストランを訪れた若い夫婦の話。子どもたちは改めて親の愛情の深さを感じ親に対する感謝の思いを強めると同時に、親や家族、そして未来の我が子への向き合い方へ思いを深めていました。
【子どもたちの感想より】
○親の苦労や思いを知らずに、今まで親の言うことを聞かなかったけど、この話を聞いて親は自分たちのために育
児をしていることを知って、親に「ごめんなさい」と「今までありがとう」を伝えたいと思いました。お父さん
とお母さんみたいに、優しく、悪いことをした人は叱って、人を大切にできる人になりたいなと思いました。
○今日の授業を通して、親が子どもへどう思っているのか少し知ることができた気がしたし、自分にもし子どもが
できたとしたら、この父親のように子どもを一生けんめい守れるような勇気をもち、たくさん愛せるような人に
なりたいと思った。気持ちを行動にうつすことの大切さを学ぶことができたから、行動にうつせるようにした
い。

明日は、あたたかく、やさしい気持ちに満ちた体育館で、第38回卒業式が行われます。
○校長室から失礼します vol.106(通算291)「卒業式まであと1日」(3月16日)
いよいよ明日は卒業式。今朝は6年生が1年生教室を訪れ、家庭科の時間に作成したティッシュケースをプレゼントする姿が見られました。入学後からお世話をしてきた6年生にとっては思い入れの強い1年生。最後のふれ合いのひとときを楽しんでいました。
さて、昨日は卒業式の総練習が行われました。主役である6年生も、在校生代表として参加した5年生・4年生も、立派な態度で式に臨んでいました。
6年生にとっては、小学校生活最後の学びとなる卒業式。証書授与、呼びかけや合唱、そして話を聴く姿勢…一つ一つに心を込めていた子どもたち。その強い気持ちが手に取るように伝わってきます。小学校6年間の集大成に相応しい、素晴らしい式となることでしょう。
保護者の皆様のご来校、心よりお待ちしております。



○校長室から失礼します vol.105(通算290)「卒業を祝う会」(3月16日)
14日(火)の1校時。体育館でひかり学級の「卒業を祝う会」が行われました。6年間のがんばり賞授与に続き、在校生からお祝いの音楽と色紙のプレゼント、6年生からの決意表明と卒業式で歌う「旅立ちの日に」の披露、そして最後に学級全員で「やってみよう」の合唱と、最後まで優しさと温もりに満ちた、素敵な会となりました。
6年生は下級生のお世話をよくしてくれました。その優しさが、学年の枠を超えた、ひかり学級の結びつきの強さ・仲のよさを育んでくれたのだと感じています。ひかり学級のこの雰囲気を、きっと後輩たちが引き継いでくれることでしょう。
6年生の皆さん、ありがとう。そして、卒業おめでとう!
本日、3年生と1年生の児童が「令和4年度冬休み読書感想文コンクール」の優良賞を受賞したことを報告に校長室を訪れてくれました。賞状とメダルを手に、誇らしく、ニコニコと報告してくれた二人は兄弟。お兄さんが「きくち駄菓子屋」、弟さんが「サンタクロース1年生」を読んで感想文を書いたとのこと。
これからも、たくさん本に触れ、心揺さぶられたことを素敵な文章に表し、伝えてくださいね。優良賞受賞、おめでとう!

○校長室から失礼します vol.103(通算288)「学級の自慢は?」(3月10日)
3月3日(金)の4校時に、体育館で行われた3年生の発表会を参観してきました。国語の「話す・聞く」の学習で、今回は「自分たちの学級の自慢」を伝え合う、というもの。グループ毎に自慢ポイントを文章化し、写真やイラストを提示しながら聴衆にわかりやすく伝えられるよう練習に励んできた子どもたち。見事、学級予選会を勝ち抜いた代表3チームが学年全体の前で披露しました。
思いやり溢れる学級の温かさや心一つに頑張る一体感、メリハリある学校生活に積極的チャレンジと、各学級の特徴が手に取るようにわかる発表の数々。しっかりとした文章構成に、聞きやすい発表と、これまでの学びの成果・成長が感じられます。本校では、児童に育みたい資質・能力の一つに「自分の考えや思いを相手にわかるように伝える力」を設定していますが、着実にその力が育ってきていることを感じ、目を細めながら発表に耳を傾けておりました。
3年生の皆さん、どれも素晴らしい発表でした。4年生ではどんな発表が聞けるか、今から楽しみです。
○校長室から失礼します vol.102(通算287)「いのちを大切に」(3月10日)
3月7日(火)の3・4校時に、低学年を対象とした「こころの授業」が行われました。まずは、助産師を務める講師の方から、赤ちゃん(新しい命)の誕生をわかりやすく説明していただいた子どもたち。その後も、元気に生まれてくることは奇跡的なことであること、元気に生まれ育ってくれていることに親は「ありがとう」の気持ちをもっていること、日常生活で当たり前に行っていることの一つ一つがいのちを大切に生きることにつながっていること…等々、子どもたちの心に染み入る、素敵なお話の数々に熱心に耳を傾けておりました。
授業後の1年生の教室を参観すると、生んでくれたことに対する感謝の気持ちをワークシートに綴っている子も見られました。改めて「大切ないのち」を実感することができた子どもたち。素敵な学びを提供してくださった講師の方に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
○校長室から失礼します vol.101(通算286)「来期へ期待大!」(3月9日)
3月4日(土)~5日(日)に、「苫小牧市教育委員会杯苫小牧市内小学校新人戦大会 兼 道南地区新人アイスホッケー大会」が行われました。今シーズン最後の公式戦ということで、観戦してきました。
まずは、苫小牧ジェッツの1回戦。本校4年生児童がGKとして出場しました。相手チームの猛攻にあい失点を重ねはしたものの、何度もナイスセーブを見せていました。来年の大会ではリベンジを果たせるよう、今後も頑張ってね。

続いてレッドスターズ。初戦は札幌のチームに快勝。翌日の準決勝では前回大会の決勝で敗れたチームと再び相まみえることに。両チームの選手が気持ちのこもった熱いプレーを見せ、緊迫感のある好ゲームとなります。5年生GKとDFの堅守、4年生&3年生FWの果敢な攻撃と本校児童も奮闘しますが、試合終盤に突き放され、惜しくも敗退。しかし、その後の順位決定戦で勝利し、見事3位入賞を果たしました。
総合力がぐんと上がり、来季への手応えを掴んだ今大会。来季の快進撃が期待されます。選手の皆さん、お疲れ様でした。そして、たくさんの感動をありがとう。来シーズンも頑張ってね。





○校長室から失礼します vol.100(通算285)「ありがとうございました」(3月9日)
3月3日(金)に、今年度をもって解散となる図書ボランティアの皆様へ、感謝の気持ちを伝えるセレモニーが行われました。図書室前の掲示板には、児童一人一人のメッセージが貼られ、昼の放送で6年生の前・後期両図書委員長より感謝の言葉が贈られました。
当日は学校図書館司書と、ボランティアOGの方を含めた4名のお母様方の計5名が図書室に集まり、放送に耳を傾けてくださいました。私が赴任してからは、コロナ対策のために図書館利用にも制限がかかる状況が続きましたが、それでも多くの子どもたちが図書室に足を運び、本を手に取ることができたのは、図書ボランティアの皆様のご尽力のお陰でした。
図書室内や廊下の壁面・フリースペースを彩る季節毎の鮮やかな装飾、力作揃いの「しおりコンテスト」に貸出冊数を可視化した「りんごの木」、新書購入や本の整理&修理&消毒、日常の貸出業務…等々、数え上げればきりがないほど。子どもたちの読書環境を整え、一人一人の読書活動を温かく、力強く支えてくださいました。
ボランティアの解散は寂しいですが、でも、皆様のお陰で本が大好きになった子どもたちが、これからもたくさん本に触れ、読書を楽しむことが一番の恩返しになるのかなと思っています。図書ボランティアの皆々様の長年にわたるお力添えに、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
○校長室から失礼します vol.99(通算284)「自分たちの街をきれいに」(3月8日)
今朝、いつものように校門前であいさつをしていると、歩道のごみを拾ってくれている6年生の姿が目に入りました。校門のところで「校長先生、たくさんゴミが落ちていたので、拾ってきました。」と、ゴミでいっぱいになったサミット袋を見せてくれました。聞くと、柏木町の自宅から学校に向かう道々で自らゴミ拾いをしていたところ、その姿に賛同した5年生や2年生の子たちも協力してくれたとのこと。「まだ落ちているので、また拾いたいと思います。」と笑顔で話してくれました。
さらに、川沿町より登校してくる3年生の男子児童が「ゴミを拾ってきました。」、また柏木町から登校してくる5年生児童が「昨日の下校時に仲間と拾いました。」と、こちらもゴミで膨れ上がった袋を見せてくれました。
3年生の女子児童は、「ゴミがいっぱいありました。ゴミ拾いクラブのようなものを作ったらいいと思います。」とも話してくれました。
実は、昨日、通学路にマスクをはじめとする大量のゴミが散乱している様子を本校職員が見て、そのゴミを拾って帰ってきました。中には子供用のマスクもあることから、「ゴミを落とさないように。通学路・自分たちの街をきれいに。」と再度、指導を行ったところだったのです。
ゴミを拾う教師の姿、そして子どもたちに語りかける教師の一言に、心揺さぶられ、行動に移してくれた多くの子どもたち。その柔らかく、温かで、素敵な心に触れ、朝からとても清々しい気持ちになりました。
心の学校・泉野小の子どもたちは、心の地域の子どもたちです。これからも、愛する地域を大切に思い、守る行動が自然ととれる、そんな子どもたちであり続けてほしいと願っています。

○校長室から失礼します vol.98(通算283)「6年生への心温まるエール」(3月7日)
3月1日(水)・3日(金)に、分散開催にて6年生を送る会が行われました。私が赴任して以来、この時期は小康状態を保っていたコロナウィルス感染が再拡大しておりましたので、ここ2年間は中止を余儀なくされていましたが、今年は無事に開催の運びとなりました。
どの学年も、6年生への感謝、中学校生活へのエールを込めた、心がほっこりする素敵な発表を披露。と同時に、「次は自分たちが泉野小を支え、リードしていきます!」との力強い決意も感じ取れました。
6年生からは、お礼の合唱が後輩たちに贈られました。美しく響いた歌声は、直前まで心を込めて練習していた曲。どんなことにも全力で、当たり前のことを当たり前に取り組んできた6年生らしい姿勢をこの曲に乗せ、後輩たちに示してくれました。
心の学校・泉野小らしいハートウォーミングな素晴らしい会となり、このあとの卒業式につながる、素敵な空気感で体育館が満たされました。






