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エネルギー・地球環境と新エネルギー

エネルギー問題と地球環境問題

 18世紀の産業革命を契機として、化石燃料によるエネルギーの大量消費が始まり、利用する化石燃料は石炭から石油、天然ガスヘと対象を広げ、エネルギー消費量は飛躍的に増大してきました。このような世界的な石油や石炭などの化石燃料の大量消費により、これらエネルギー資源の枯渇が懸念されている一方、エネルギーの消費により排出される大量の二酸化炭素が地球の気温を上昇させ、様々な環境問題を引き起こしていると考えられています。
 現在、このような「エネルギー問題」と「地球環境問題」を同時に解決していくことが、世界的に求められています。そのために世界各国が熱心に取り組んでいることがエネルギー消費の削減と非化石エネルギー導入の推進です。すなわち、省エネルギーの推進と並び、自然エネルギー等の新エネルギーの利用拡大が世界的に重要な施策の一つと位置付けられています。

わが国のエネルギー政策

  わが国はエネルギー資源に乏しく、その大半を輸入に頼っています。また石油への依存度が高く、その約8割を中東から輸入しています。そのため、わが国のエネルギー政策の最大の課題は「エネルギーの安定供給」であり、省エネルギーの推進、石油代替エネルギーの導入、石油備蓄などが積極的に進められてきました。
 90年代に入り、エネルギーの安定供給という従来からの課題に加えて、環境保全、とくに地球温暖化対策が国際的に大きな課題となってきており、また、産業の国際競争力の向上の観点からエネルギーコストの低減が一層求められるようになりました。
 2001年7月にまとめられた「長期エネルギー需給見通し」では、これまでに講じられてきた対策を維持する場合の基準ケースと、さらに追加的な政策努力を講じる場合の目標ケースが併記されていますが、この目標達成のためには、省エネルギーや新エネルギー、電力等の燃料転換など様々な施策を講じる必要があります。目標ケースにおける2010年度の新エネルギー供給量は原油換算で1,910万キロリットル、全体の一次エネルギー供給に占める割合が3%程度と設定してます。

わが国の新エネルギー導入実績と目標

供給サイドの新エネルギー

供給サイドの新エネルギー導入実績と目標
1999年度(実績) 2010年度
現行対策維持ケース 目標ケース
原油換算
(万kリットル)
設備規模
(万kW)
原油換算
(万kリットル)
設備規模
(万kW)
原油換算
(万kリットル)

設備規模

(万kW)
2010年
/1999年
太陽光発電 5.3 20.9 62 257 118 482 約23倍
風力発電 3.5 8.3 32 78 134 300 約38倍
廃棄物発電 115 90 208 175 552 417 約5倍
バイオマス発電 5.4 8 13 16 34 33 約6倍
太陽熱利用 98 72 439 約4倍
未利用エネルギー(雪氷冷熱含む) 4.1 9.3 58 約14倍
廃棄物熱利用 4.4 4.4 14 約3倍
バイオマス熱利用 67
黒液・廃材等 457 479 494 約1.1倍
新エネルギー供給計
693 878 1910 約3倍

 再生可能エネルギー

再生可能エネルギー導入実績と目標
1999年度(実績) 2010年度
現行対策維持ケース 目標ケース
原油換算
(百万kリットル)
原油換算
(百万kリットル)
油換算
(百万kリットル)
2010年
/1999年
新エネルギー供給計 7 9 19 約2.7倍
水力(一般水力) 21 20 20 約1倍
地熱 1 1 1 約1倍
再生可能エネルギー供給計 29 30 40 約1.4倍

 需要サイドの新エネルギー

需要サイドの新エネルギー導入実績と目標
1999年度(実績) 2010年度
現行対策維持ケース 目標ケース 2010年
/1999年
クリーンエネルギー自動車 6.5万台 89万台 348万台 約54倍
天然ガスコージェネレーション 152万kW 344万kW 464万kW 約3倍
燃料電池 1.2万kW 4万kW 220万kW 約183倍

北海道のエネルギー政策

 北海道は、積雪寒冷地のため冬期問の暖房用のエネルギー消費が大きいことなどから全国に比べて人口1人当たりの最終エネルギー消費が大きく、石油依存度も全国平均を上回っています。このような地域事情を踏まえ、エネルギーが社会経済の健全な発展と生活の安定のために不可欠な要素であることを深く認識し、限りある資源を可能な限り将来に引き継ぐとともに、北海道内で自立的に確保できる新しいエネルギーの利用を拡大する責務を有するという観点のもと、2001年1月に「北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例」が施行されました。
 この条例に基づき、北海道における省エネルギーの促進や新エネルギーの開発・導入の促進に関する施策を総合的、計画的に推進するため、2002年2月に「北海道省エネルギー・新エネルギー促進行動計画」が策定されました。この計画では、北海道における新エネルギーの導入目標を2010年度で187.2万キロリットル(原油換算)と設定しています。

北海道の新エネルギー導入目標

北海道の新エネルギー導入目標
区分 設備容量等 原油換算
供給サイド 発電分野 太陽光発電 25.3万kW 6.2万kリットル
風力発電 20.0万kW 10.7万kリットル
中小水力発電 81.6万kW 104.4万kリットル
廃棄物発電 14.7万kW 19.4万kリットル
バイオマス発電 2.2万kW 2.9万kリットル
地熱発電 5.0万kW 4.7万kリットル
熱利用分野 太陽熱利用 18.3万kリットル
水温度差 2.0万kリットル
雪氷 0.8万kリットル
地熱(熱水利用) 5.4万kリットル
排熱利用 1.3万kリットル
廃棄物熱利用 0.5万kリットル
バイオマス熱利用 1.1万kリットル
燃料分野 廃棄物燃料製造 9.5万kリットル
固形化 8.8万kリットル
再生油 0.7万kリットル
小計 148.8万kW 187.2万kリットル
需要サイド コージェネレーション 48.4万kW
燃料電池 10.3万kW
クリーンエネルギー自動車 16.5万台
合計 187.2万kリットル

お問い合わせ

産業経済部企業立地推進室工業労政課
電話:工業振興担当:0144-32-6432、労政担当:0144-32-6436
フォームからのお問い合わせ(リンク)

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