今回、北海道が想定した津波は、「発生頻度は極めて低いものの、発生すれば甚大な被害をもたらす最大クラスの津波」です。本市の沿岸部では、8mを超える津波が予想され、市域のかなりの部分につきましても、相当程度浸水する非常に厳しい内容となっています。この結果を受け、市では危機管理室を中心に、早急に市民の皆様の生命を守るための対策を検討、実施してまいります。
まずは、新たに津波ハザードマップを作成し、年度内には、新しい防災ハンドブックに掲載して全戸配布を行う予定です。また、津波による浸水が予測される地域におきましては、今後順次、町内会等を単位として地域住民の皆様と一緒に「地区別津波避難計画」の策定を進めてまいります。
市としてこれらの対策を進める中で、市民の皆様には、いろいろとお願いすることが多数ございますが、「何よりも自ら避難すること」、「助け合うこと」を基本とした意識をお持ちいただくことが重要と考えております。
今後も、17万4千人の市民の皆様の命に関わる重要課題として津波対策に取組み、安全・安心のまちづくりを進めてまいりますので、引き続き、御理解、御協力をお願い申し上げます。
記録作成:総合政策部秘書広報課