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平成27年度ふれあいミーティング

平成27年度 ふれあいミーティング ~スマイルジャパンとの懇談~

ふれあいミーティング~スマイルジャパンとの懇談~懇談の様子とき:平成27年5月27日(水)午後6時30分~午後7時30分
場所:市役所5階 第1応接室
 アイスホッケー女子日本代表チーム(愛称「スマイルジャパン」)から飯塚前監督、青木香奈枝選手、大澤ちほ選手、米山知奈選手、堀珠花選手、小池詩織選手の6名を迎えて、世界に向けた氷都苫小牧の更なる発展に向けての今後の課題について市長との懇談を行いました。
 懇談では、テーマを「2015国際アイスホッケー連盟女子世界選手権トップディビジョン(2015年3月28日~4月4日スウェーデン・マルメ開催)について」「現在の競技生活」「競技の環境について」の3点に絞って意見交換を行いました。

 懇談に参加いただいた皆さんのプロフィールといただいた主なご意見を紹介します。
H27ふれあいミーティング集合写真
青木香奈枝選手青木 香奈枝(あおき かなえ)選手
 出生地 北海道苫小牧市
 出身地 北海道苫小牧市
 背番号 5番
 ポジション DF
テーマ1「世界選手権トップディビジョンについて」
 10年程前にカナダで開催されたトップディビジョンに出場して以来、今回のスウェーデンでのトップディビジョンで2回目の出場となりました。
 カナダでは残留がかかった試合で1勝もできず降格してしまったところ、今回は残留がかかった大事な試合で勝ち切ることができたので、自分たちの成長を実感することができました。
 また、2つの国でアイスホッケーを観戦しましたが、カナダでの決勝戦ではすごく大きなリンクが満員になっていましたが、スウェーデンでは8,000人ほど入れる会場に5分の1観客が入っているか入っていないかというくらいで、やはり、国によっては観客の数にも差があるんだなと感じました。 

テーマ2「現在の競技生活」
 私は、小学校2年生のときに兄の影響でアイスホッケーを始めました。
 オリンピックという目標に向かって続けてきましたが、そこで実際にプレイしてみると本当に最高の場所で、今まであった辛かったことや厳しいことなどが吹き飛んでしまって、アイスホッケーをやっていてよかったなと思っています。
 勤め先は、はじめはアイスホッケーの選手をどう扱っていいのかわからなかったようでしたが、今は大変理解をいただいて、アイスホッケーを一番に考えて仕事をしていいと言っていただけて、オリンピックに出たことで少し認めてもらえたのかなと思います。
 そして、ソチオリンピックではすごく悔しい気持ちが強かったので、2018年の平昌(ピョンチャン)オリンピックは集大成として最高の結果が残せるようにという気持ちでいます。下の世代の選手達が実力をつけて押されそうにもなりますが、ベテランだからこそできるプレイやどこかで仲間を助けられるプレイなどを模索しながら、経験でカバーできるよう、仲間に負けないように頑張っています。

テーマ3「競技の環境について」
 しばらく苫小牧で女子の全日本選手権を開催されていないので、久々に地元で大きな試合ができたらと思います。世界選手権などの大きな大会や次のオリンピックの最終予選の開催地がもし苫小牧になったら、苫小牧でやりたいな、と。
 プレッシャーもあるかもしれませんが、それ以上にたくさんの声援を受けて試合をできるというのは選手にとってすごくプラスになると思うので、是非、苫小牧でお願いしたいです。
 また、今まで地方に子どもたちへの指導などでスマイルジャパンとして訪れることがあったのですが、まだ苫小牧ではそういう機会がないので、これから地元の子どもたちと交流できる機会があったらいいなと思います。
 
大澤ちほ選手大澤 ちほ(おおさわ ちほ)選手
 出生地 北海道苫小牧市
 出身地 北海道苫小牧市
 背番号 12番
 ポジション FW
テーマ1「世界選手権トップディビジョンについて」
 今回の世界選手権では、世界との差がすごく縮まっていると感じることができました。また、この中で戦っていけるという自信がついた大会だったので、とても実りのあるものだったと思います。
 世界選手権の会場はリンクもすごく大きくて、観客の皆さんも国に関係なくたくさん応援してくれる雰囲気があります。負けても勝ってもすごく応援してくれるのが世界の応援の仕方だと思うので、日本でもそういう盛り上がり方があったらもっといいなと思います。

テーマ2「現在の競技生活」
 私は、王子製紙のアイスホッケー部に所属していた父の影響でアイスホッケーを始めました。
 ここまで続けてこられたのは、やはり家族だったり周りの方のサポートがあったことが一番大きいと思います。会社に理解いただけていることもそうですし、苫小牧全体がアイスホッケーのまちなので、小学校からずっと地元でアイスホッケーを続ける中で自然とアイスホッケーを応援してくれる環境があったということも大きかったと思います。
 会社では今まで仕事との両立で苦労しながらずっとアイスホッケーを続けている先輩方の姿も見て、私たちはオリンピックをきっかけに少しずつ環境が変わってきて、とても理解をいただきながらホッケーをやらせてもらっているので、会社の方や周りの方々にしっかりと恩返しができるようにこれからも続けていきたいと思います。
 また、世界と戦うと差は縮まってきているとは感じるものの、まだまだパワーだったり色々な部分で足りないところがあると感じていて、来月から1年間アメリカのデトロイトにある会社の支社で働きながら、アメリカのアイスホッケーに挑戦することにしました。
 平昌(ピョンチャン)オリンピックに向けて、自分の中で色々なことにチャレンジしたい、今までできなかったことをどんどんやっていきたいという気持ちがあるので、今は1年間アメリカで色々なことを吸収してオリンピックにつなげたいと思っています。

テーマ3「競技の環境について」
 私は、日本での試合数がちょっと少ないかなと感じています。年間20試合あるかないかの状態で、3年前に女子リーグが始まってから少し試合数も増えましたが、やはり試合数が少ない状態でゲーム感覚が薄いと感じています。日本の中でもトップと下のチームの間に差が出てきているので、もっと試合数を増やして、色々なチームとの試合を通してどんどんレベルアップしていく必要もあると感じています。
 また、今、女子だけでなくアイスホッケー界全体の競技者人口が少ないと思うので、私たちオリンピック選手だったりアジアリーグアイスホッケーの選手が、日本のアイスホッケー自体が盛んになるように仕掛けや働きかけができたらいいなとも思います。 
 
米山知奈選手米山 知奈(よねやま はるな)選手
 出生地 北海道静内町(現・新ひだか町)
 出身地 北海道苫小牧市
 背番号 10番
 ポジション FW
テーマ1「世界選手権トップディビジョンについて」
 高校2年生で初めて世界選手権トップディビジョンに出たときには、アイスタイム(試合中のプレイ時間)がほとんどなく自分としてもチャレンジできなかったので、今回のトップディビジョンはソチオリンピックから1年が経ってどれだけ自分が成長しているか試したいと思って臨んだ試合でした。
 ソチオリンピックではパワープレイ(相手チームよりも選手の人数が多い状態)で得点できず厳しい戦いになったのですが、今回の世界選手権トップディビジョンでの戦いではどのセットでもパワープレイで得点を重ねることができて、残留につなげることができました。

テーマ2「現在の競技生活」
 私は、静内町、今の新ひだか町の出身です。両親の仕事の都合で苫小牧に引っ越してきてから、兄がアジアリーグを見てアイスホッケーを始めたので、私もアイスホッケーを始めることになりました。
 小学生の頃は全然試合に出られませんでしたが、今のチームに入ってから先輩と一緒に試合でプレイさせてもらったり代表の合宿に参加させてもらったりする中で、自分の中に色々と役割ができてきて、それを達成したいという思いや世界を知ってからはもっと上手いレベルでプレイしたいという思いが強くなり、周りもすごく応援してくれるようになって続けてこられました。
 会社でも社員の方から「この間の大会を新聞で見たよ」とか声をかけてもらって、それがすごく力になっていますし、応援してくださる方のためにこれからも頑張ろうと思っています。
 平昌(ピョンチャン)オリンピックに向けては、前回のソチオリンピックでまだまだやれたという気持ちや惜しい試合を逃したという思いがありますし、今回の世界選手権で残留はしましたが、そこが目標ではなかったので悔しい思いがあり、まだまだもっとやれる!という気持ちがあるので、その気持ちを大切に一日一日努力していきたいと思います。
 

テーマ3「競技の環境について」
 苫小牧でプレイしているということもあって、苫小牧市総合体育館でウェイトトレーニングをしたり、白鳥王子アイスアリーナで練習させてもらったりと、本当に充実して過ごすことができています。
 オリンピックを経験して普段から基礎体力をつけるトレーニングの習慣ができてきたので、合宿の中ではもっと実践的なことに集中できる環境になってきていると感じています。ただ、チームに戻ったときに代表ではない選手とちょっと差が出てきているのかなと感じているので、若い選手たちを伸ばすために、「代表ではこういうことをしているよ」ということなどをもっと伝えていかないといけないと思っています。
 そういう面でも私たちはもっと自覚を持って次の世代を育てることもやっていけると、もっとアイスホッケー界が活発になるのかなと思っています。
 
堀珠花選手堀 珠花(ほり みか)選手
 出生地 北海道苫小牧市
 出身地 北海道苫小牧市
 背番号 7番
 ポジション DF
テーマ1「世界選手権トップディビジョンについて」
 今回初めて世界選手権トップディビジョンに出て試合をしましたが、オリンピックから1年経って戦ってみて、世界との差がどんどん縮まってきたような気がしました。
 このまま世界レベルの方と試合をし続ければ、日本も必ずもっと上位に行けると思うので、これからもっと頑張っていきたいと思いました。

テーマ2「現在の競技生活」
 私は2つ上の姉が先にホッケーを始めていて、小学校2年生からアイスホッケーを始めました。
 小さい頃から男子に交じって一緒にやってきて、本当に下手だったのですが、負けず嫌いなので男子に負けないようにやってきて、そこからオリンピックの舞台に立てるまでに成長していけたのかなと思います。
 周りの方々のおかげでここまで続けてくることができて、仕事に関しても会社が本当に理解してくださり、とてもいい環境で働かせていただいているので、感謝しながらこれからも続けていきたいなと思っています。
 また、ソチオリンピックでは本当に悔しい思いをして、自分のプレイができなかったので、平昌(ピョンチャン)オリンピックでは絶対に自分のプレイができるように今から毎日準備して、絶対後悔しないように最高の結果を残したいと思います。

テーマ3「競技の環境について」
 苫小牧はウェイトトレーニングの設備も氷上リンクもたくさんあって、トレーニングやアイスホッケーをする環境において本当に充実していると思います。
 ホッケー界の現状については、今はアイスホッケーをする女子も多いですが、小学生が少なくなってきていると思うので、私たちがもっと頑張ってアイスホッケーをもっと色々な方に知ってもらいたいと思います。アイスホッケー人口が増えてくると日本のアイスホッケーも盛り上がってくると思うので、もっともっと努力してアイスホッケーを有名にしていきたいです。
 
小池詩織選手小池 詩織(こいけ しおり)選手
 出生地 栃木県日光市
 出身地 栃木県日光市
 背番号 2番
 ポジション DF
テーマ1「世界選手権トップディビジョンについて」
 世界選手権のトップディビジョンで戦うのは、今回で初めてだったのですが、ソチオリンピックから1年が経って、オリンピックで負けてしまったスウェーデンとドイツに対して勝てたということが、選手自身の自信になると思いましたし、平昌(ピョンチャン)オリンピックまでに良いスタートが切れたのかなと思います。
 

テーマ2「現在の競技生活」
 私は栃木県の日光市出身で、父が古河電工でプレイをしていて、引退後にアイスホッケーのコーチを始めた小学校で兄がアイスホッケーを始めて、それがきっかけで私も小学校2年生頃からアイスホッケーを始めるようになりました。
 今までアイスホッケーを続けてこられたのは、本当にアイスホッケーが大好きというのが一番の理由でありますが、やはり、支えてくれている親をはじめ応援してくれている方々のためにも頑張ろうという気持ちがあるからだと思います。仕事の面では、本当にアイスホッケーに集中できる環境をつくっていただけて、そういう面でも感謝しています。
 4年間の厳しいトレーニングを乗り越えてソチオリンピックを経験させていただきましたが、実際にオリンピックの舞台に立ってみると自分のプレイができなくて、結果も出せず本当に悔しい思いをしたので、平昌(ピョンチャン)オリンピックでは、ソチオリンピック以上に努力を重ねて臨みたいと思います。

テーマ3「競技の環境について」
 私は大学進学をきっかけに苫小牧へ引っ越してきましたが、苫小牧はトレーニング環境が本当に充実していると感じました。
 今後の女子アイスホッケー界の現状については、私たちは日本代表として合宿等を経験して、それを下の世代の選手たちに責任と自覚を持って伝えていかなければいけないと思っています。
 
飯塚祐司前監督飯塚 祐司(いいづか ゆうじ)前監督
 アイスホッケー女子日本代表前監督
 (就任期間 2008年2月~2014年6月)
テーマ1「世界選手権トップディビジョンについて」
 監督時代、世界選手権トップディビジョンを2008年と2009年の2回経験しました。
 2008年には世界7位になり、トップディビジョンに残留できました。2009年には大澤選手と米山選手が初めて参加しましたが、次の年からトップディビジョンを9チームから8チームに減らすということで、その時ちょうど8位になってしまい、今回はそれ以来のトップディビジョンということになります。
 今回の世界選手権トップディビジョンについては、僕は映像でしか観ていないですが、ソチオリンピックで負けたドイツに全部勝って、本当によく戦って来てくれたなと思います。

テーマ2「指導者の目から見たソチ以前とソチ後の選手達の環境について」
 アイスホッケーはオリンピック種目なので4年サイクルで考えると、今から4年前と言うと、東日本大震災の後で、その年に世界選手権がドイツで4月に予定されていたのを辞退して、もしかすると世界選手権もオリンピック予選も一次予選からスタートしなければならないという状況だったので、その当時と比較すると差がありますね。特に、合宿や海外遠征の運営面などでは、オリンピックに出る前と出た後ではすごく変化があったと思います。
 平昌(ピョンチャン)オリンピックに向けては、今のランキングから行けば来年良い成績での予選スタートになると思います。今日出席したメンバーも本当に核となる選手だと思いますので、いい評価を残していっていただきたいと思いますし、試合でも中心となってしっかり引っ張っていってくれるよう期待しています。

テーマ3「競技の環境について」
 指導者の立場で7年間見てきて、練習環境は世界で3番目くらいまでの環境に持っていける力はあると思っています。現状ではアメリカ、カナダが非常に突出しており、4年、8年というスパンでは追いつけるものではないのかなと思います。
 代表合宿については、世界トップレベルにまで近づいてきているのを感じます。それも白鳥王子アイスアリーナがナショナルトレーニングセンターに指定されて占有して使うことができたり、選手たちの努力だけではなく、スポンサーの方、いろいろな方に応援していただいているおかげだと思います。
 今後については、是非、苫小牧で男女問わずに世界選手権を開催してもらいたいと希望しています。また、今年、男子のオリンピック予選が今シーズン2月に日本で開催される予定で、それも是非、苫小牧で開催していいただければと思います。
 
岩倉博文市長聞き手 岩倉 博文(いわくら ひろふみ)市長
 本日は、皆さん大変お忙しいところ、お話を聞かせていただきありがとうございました。
 スマイルジャパンのベンチにいる選手の半数が苫小牧出身だったり、日本トップレベルの女子アイスホッケーチームやアジアリーグアイスホッケーに所属する王子イーグルスの本拠地が本市にあることもあり、世界選手権や国際試合を苫小牧で開催できないかという話題が出るのも、本市にとって大事な利点ではないかと思います。
 苫小牧は、アイスホッケーの歴史を創ってきたまちとして、釧路や日光や八戸と一緒に競争してもっと高めていかなければいけないと思いますし、アイスホッケーが更に人気を集めるためにも、スマイルジャパンの皆さんには、是非、2018年の平昌(ピョンチャン)オリンピックを目指して、一日たりとも無駄な時間を過ごすことなく、3年間、気合で頑張ってもらいたいと思います。

お問い合わせ

総合政策部政策推進室市民自治推進課
電話:市民自治担当:0144-32-6156、国際交流担当:0144-32-6157、広聴担当:0144-32-6152
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