はじめに
平成27年4月、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」が施行され、地方公共団体の長が、教育に関する目標や施策の根本的な方針である大綱を定めることとされました。これを受け、同じく新たに設置することとなった総合教育会議において、市長と教育委員が協議・調整を重ね、平成27年10月「苫小牧市教育大綱」を策定いたしました。
その後、策定した大綱に基づき教育行政を推進してまいりましたが、大綱の対象期間が平成30年度までとされていることから、平成30年度の苫小牧市総合教育会議において、大綱の改定案について協議・調整を行いました。
その結果、平成30年12月21日に開催した第9階苫小牧市総合教育会議において、次期苫小牧市教育大綱を策定いたしました。
大綱の位置づけについて
本市の総合的かつ計画的な市政運営の指針となる「苫小牧市総合計画」との整合性を確保するとともに、従来から本市の教育行政を推進する上での根本である「苫小牧市教育目標」や「苫小牧市教育推進の指標」などを踏まえて策定しております。
本市の教育における包括的な目標となるものであり、苫小牧市教育委員会としては、「苫小牧市教育大綱」に基づいて政策や施策及び事業を策定・推進し、本市の教育の振興と充実を目指しております。
改定の要旨について
大綱の骨格は変更せず、本市の教育における基本理念である「未来の社会をつくるひとづくり」とその目指すべき指標、重点化すべき5つの基本方針による構成としております。
内容につきましては、「ふくしのまちづくり」や「男女平等参画」など本市全体の動きに合わせた表現を追加したほか、今日的な教育課題解決のための文言整理や項目追加を行いました。
対象期間
2019年度(令和元年度)から2022年度(令和4年度)の4年間を対象期間としますが、必要に応じ、内容を見直すこともあります。
苫小牧市教育大綱(562.29 KB)