野生傷病鳥獣保護・救護

■ 傷病鳥獣の取扱業務
 センターでは、国指定ウトナイ湖鳥獣保護区とその周辺(苫小牧市行政区域内)の傷病鳥獣の保護・救護を行っています。
■ 保護された鳥たち
アカショウビン コノハズク ノスリ オオタカ オジロワシ
アカショウビン コノハズク ノスリ オオタカ オジロワシ

■傷病鳥の保護状況
 当センターの野鳥救護業務は、平成14年度に業務を開始して以来、平成17年3月末までに取り扱った傷病鳥は568羽となりました。このうち回復して自然に返した数が374羽で、当センターの復帰率は65%を超えています。この高い復帰率を支えている陰には、サポートしてくれる獣医さんやボランティアで参加している市民の皆さんの協力が非常に大きな力となっています。 獣医さんは治療やアドバイスを、また、ボランティアの方たちは、傷の手当や給餌、給水、水浴び、日光浴、ケージや収容箱の清掃など日常行われる様々な業務を支えています。
 運ばれた傷病鳥の原因は、様々ですが衝突によると見られるのものが一番多く、窓ガラスや電線、走行している車両への衝突などによるものと思われます。
 また、春から夏にかけては巣内のヒナやまだ飛ぶ力の弱い巣立ち直後のヒナを迷子と勘違いして持ち込む例が非常に多かったようです。

■傷病鳥の保護要因
 平成14年4月に野生鳥獣の収容、リハビリー業務を開始してから、多くの傷病鳥が保護されてきました。
 保護された原因で多いのは、自動車、建物や電線、窓ガラスへの衝突が最も多く、中には油汚染によるものや釣り針を飲み込んだり、テグスがからまったもの、鉛中毒によるものなどもありました。鳥たちにとってはますます生息環境が厳しくなっていることがうかがえます。
■ ヒナを拾わないでください
 4月になると鳥たちは巣づくりをはじめ、7月にかけて子育てのピークになります。これからの時期は飛ぶ力が十分についていない“巣立ちのヒナ”を見かけることが多くなる季節になります。
 巣立ちビナの大半は元気なヒナですが、巣立ちしたばかりのヒナはうまく飛べません。親にはぐれたと勘違いして持ってきてしまうことが多いのです。
 親鳥はすぐ近くにいます。そっとそのままにしておきましょう。

■鳥獣救護ボランティアを募集しています
 センターでは、野生傷病鳥獣の保護・救護などの事業を行っていますが、取扱件数が増加している状況にありますので、協力していただけるボランティアの方を募集しています。初心者の方でも講習会などで指導いたしますので、ぜひご参加ください。
 詳しくは、センターへお問い合わせください。

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