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展覧会案内

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企画展「NITTAN ART FILE3:内なる旅~モノに宿された記憶」(2019年10月5日-11月24日)




 

  当館では2013年のリニューアル以降、美術と博物という複合施設としての特性を活かした展覧会活動を継続的に実施しています。2015年度より隔年で実施している「NITTAN ART FILE」は、「胆振・日高=日胆地方」ゆかりの現代美術を紹介する展覧会シリーズです。第3弾となる本展では、ミュージアムにおける「モノ=資料、事物、対象」との出会いがもたらす感動や郷愁、そして時空を超えて心の中に宿される記憶や物語など、想像力が導くイメージを“内なる旅”として位置づけます。
  モノを体系的に収蔵・展示する場であるミュージアムは、そこに宿された記憶をもコレクションする、いわば精神と物質の交差点ともいえるでしょう。本展ではそうしたモノとヒトにまつわる記憶が折り重なる場において、日常や身のまわりのモノに着想を得た表現を探求する4人の現代作家の作品を紹介します。この機会に郷愁やユーモア、そして魅惑に満ちた“内なる旅”にいざなわれてみませんか。 
 

 展覧会情報


開催期間 2019年10月5日(土)- 11月24日(日)
休館日  月曜日(ただし、10月14日(月・祝)、11月4日(月・振休)は開館し、翌火曜日が休館)
開館時間 9:30-17:00(入館は16:30まで)※10月5日(土)は20:00まで開館
観覧料  一般300(240)円、高大生200(140)円、中学生以下無料
※( )内は10名以上の団体料金
※観覧料の免除規定についてはお問い合わせください。
※企画展観覧料で常設展示・中庭展示も併せてご覧いただけます。
※年間観覧券でもご覧いただけます。
※11月3日(日・祝)は無料観覧日です。

主 催  苫小牧市美術博物館
協 力 石川県立自然史資料館、NPO法人樽前artyプラス、金沢大学資料館、株式会社中央発條製作所、株式会社堀内カラー、さっぽろ天神山アートスタジオ、至峰堂画廊、スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団
後 援  苫小牧信用金庫、北海道新聞苫小牧支社、株式会社苫小牧民報社、株式会社三星 北海道新幹線×nittan地域戦略会議

 
<展覧会チラシ>
 画像をクリックするとPDFが開きます。
pdf(6.28 MB)
 

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関連イベント

※定員、申込の記載のないものは当日会場に直接お集まりください。

アーティストトーク
出品作家による展示解説をおこないます。
日時:2019年10月5日(土) 10:30-11:45
場所:企画展示室
講師:本展出品作家
対象:一般 30名
参加料:当日有効の観覧券
※中学生以下は無料

担当学芸員によるギャラリートーク
学芸員が展示室内において本展及び中庭展示の作品解説をおこないます。
日時:2019年10月5日(土)18:00-19:00、11月3日(日)14:00-15:00
場所:企画展示室、中庭展示スペースほか
講師:当館学芸員
対象:一般 各回30名

参加料:当日有効の観覧券 ※中学生以下は無料

ワークショップ「ルネサンスの技法体験!テンペラと油絵具」
(定員に達しました)

油絵具の歴史について学んだあとに、絵具と卵を混ぜて描くテンペラ技法を体験します。
日時:2019年11月10日(日) 14:00-16:00
場所:研修室
講師:山田啓貴(画家)
協力:株式会社丸善美術商事
対象:一般 (小学生以上)20名
参加料:500円(材料費)
受付期間:2019年10月16日(水)-11月9日(土)

申込:電話受付(0144-35-2550)※定員になり次第締切

「資料と映像表現の出会い@ミュージアム:ワークショップ」成果展示
常設展展示室内で写真を撮影するワークショップ(7月28日実施)において講師を務めた大島慶太郎(映像作家)が参加者の成果作品を編集し出品作品として展示します。
会期:2019年10月5日(土)-11月24日(日)

場所:マルチビジョン室(常設展示室内)

 

出品作家


浅井真理子(あさい・まりこ/美術家)
1986年愛知県立芸術大学油画科卒業、88年同大学大学院修了。埼玉県在住。写真や映像、ドローイングなどの手法を用いて、固定観念に囚われない「気づき」をもたらす作品を制作。近年は「モノ」と化したはく製の「ガラスの目」を内と外の間の被膜として捉え、剥製の「視線の先」を追うシリーズ〈ガラスノメノシセン_see out of sight〉を展開。その先に映し出される光景を抽出することで内と外の関係性を際立たせ、見る者に日常性や知覚のあり方への再考を促す作品世界を提示している。
 

大島慶太郎(おおしま・けいたろう/映像作家)
1977年釧路市生まれ。札幌市在住。幼年期を胆振管内の伊達市で過ごす。2004年北海道教育大学大学院修了。2012-13年ケルンメディア芸術大学(ドイツ)特別研究員。『動画構造の解体と再構築』をテーマとして映像作品の制作及び表現研究に取り組む。近年は古写真や絵葉書をはじめとする学術資料など、既存のイメージを素材として扱いながら実験的な映像作品を制作。現在、北海道情報大学情報メディア学部准教授。

小島歌織 (こじま・かおり/グラフィックデザイナー) 
1982年苫小牧市生まれ、札幌市在住。グラフィックデザイナーとして広告などのデザインを手掛けるかたわら、ドローイング、インスタレーションなどの創作活動を展開。瞬間的に見た絵の見間違えや、言い間違えからはじまる言葉遊び、異なる文脈のモノ同士の組み合わせなど、偶然性に基づくイメージを抽出することにより、モティーフとなる対象の本来的な意味を超えた、象徴的な機能をもつオブジェ等も制作している。

山田啓貴 (やまだ・けいき/画家)
1978年苫小牧市生まれ、札幌市在住。2004年多摩美術大学大学院美術研究科修了。古典絵画を参考にしながら油彩とテンペラの混合技法による細密画を探求。自身の幼年期の頃からの深い思い入れのある事物をモティーフとしながら、画面全体を温かみのある色調にまとめ、背景を単色に処理するなど、個々のモノに焦点を当てることで、見る者の郷愁を誘う装置としての作品を制作している。テレビ東京系列放映の番組『美の巨人たち』(2017年9月30日放映)に出演し、東郷青児の油彩画《望郷》を再現するなど絵画技法の研究者としても評価を得ている。

 

 
左上:浅井真理子《ガラスノメノシセン_see out of sight》2018
右上:大島慶太郎《a found beach》2012
左下:小島歌織《個人シリーズ01》2016 ※参考作品
右下:山田啓貴《心舞う灯り》2016


 

同時開催/連動企画


中庭展示Vol.13坂東史樹「小さくて深い空」
自身の夢や心象など、意識下に潜在する不可視のイメージを可視化する坂東史樹(1963- )による苫小牧港をモティーフにした模型を配置するインスタレーションを紹介します。
会期:2019年10月5日(土)-11月24日(日) 
場所:中庭展示スペース
 
 
 
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お問い合わせ

苫小牧市美術博物館
電話:0144-35-2550
フォームからのお問い合わせ(リンク)

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