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クマ意匠付き土器(タプコプ遺跡出土)

土器の口に象られたクマは、両足を大きく広げ、土器の中をのぞき込むような姿をしています。その背には体毛を表すかのように縦線が何本も引かれ、手足の部分は指を表すような線が引かれています。
苫小牧市植苗にあるタプコプ遺跡の続縄文時代前半(本州の弥生時代に平行)の集団墓地の一つの墓から、当時貴重であった鉄とともに見つかっています。この墓は、ほかに比べ副葬品も豊富で、特別な人の墓と考えられています。クマのデザインは持つ人の地位を表す一種のステータス・シンボルだったのではないかと思われます。
クマ意匠付き土器(タプコプ遺跡出土)

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