「豊かな人間性と、たくましい実践力をもった子どもの育成」
- 進んで知識を求め、実践力に富んだ子ども 【よく考える子】(知)
- 人間や自然を愛し、美に感動する心豊かな子ども 【思いやりのある子】 (情)
- 理想に向かって自らを律し、やりぬく子ども 【ねばり強い子】(意)
- 生命を尊重し、健康でたくましい子ども 【じょうぶな子 】(体)
学校教育目標は、公教育としての法的条項を基盤に、地域や学校の現状をふまえた上で設定されるものである。本校の教育目標は、豊かな人間性の育成に向けて、「知」「情」「意」「体」4つの柱で表され、調和のとれた教育の姿を示している。
平成23年度からの学習は、日本全国の全ての小学校が、自校で編成した新しい教育課程に沿って行われている。全ての教科や領域に関わり、重要視されていることは、基礎的・基本的な知識及び技能の確実な習得と、これらを活用して課題を解決する思考力、判断力、表現力の育成である。さらに、それらを育む際、児童の発達の段階を考慮して、児童の言語活動を充実するとともに、家庭との連携を図りながら、児童の学習習慣が確立するよう配慮することが重要である。
学習の課題に向き合い、取り組みの見通しを持って、自分なりに解決したり、その方法を説明したり、互いにより高い考えを作り上げる過程を繰り返し体験しながら「実社会・実生活に生きる力」を育成することを意識した授業となる。「自分の考えを自分の言葉や工夫したノートを活用し表現する力」が、とても重要視される。
また、完結型の授業ではなく、学校と家庭における学習の連続を実現する家庭学習の取組みが求められる。学習スキルを身につけ、自ら学ぶ力を育む家庭学習の定着を図るための具体的な連携を継続していきたい。